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7/14 ミルクが貰えるかどうかの賭けに──
休みだ。
めっちゃ寝た。
ナッくんの安眠妨害も大したことなく、12時間ぐらい寝た。
起きるとすぐに、ナッくんが出てきた。ゲージの後ろで寝ていたようだ。
キラキラと目が輝いてる。
私が座椅子に座ると、ふとももにすり寄ってきた。
かわいいが、昨日はちょっとミルクをあげすぎた。少量ずつとはいえ、5回はあげたような気がする。酔っ払ってると気前がよくなってしまう。
「ミルク、あげよっかなー、どうしよっかなー」
意地悪にそう言う飼い主を、キラキラした目で見つめている。
「……よーし、なろうに感想来てたらミルクあげよう」
そう言いながら『なろう』を開く。
しばらくなんにも書いてないので、感想が届いてる可能性は、低い。
赤い文字があった。
感想が届いていた。
嬉しそうにミルクにかぶりつくナッくんを見ながら、感想を開いた。
『ナッくん日記』に感想がついていた。
夏『日置さん、ありがとー!』





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