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ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2024年 6月

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6/27 ミルクがほしいナッくんの意地

 ナッくんは比較的小さい子だと思う。


 先代ハルくんに比べて明らかに小さいし、体重がハルは1.5kg超えだったのに対して、ナッくんは1.15kgしかない。





 ナッくんにミルクを作っていた。


 ガラス皿にミルクの粉を入れて、混ぜようと思ったら、まぜまぜ棒が……そうだった、なかったんだ、とある事情で。


 森永のワンラック・キャットミルクは幸い溶けやすい。


 手でぐるぐるお皿を回しても結構溶けてくれる。


 ナッくんの背では届かないだろう高さでお皿をぐるぐる回していると──


 がしっ!


 爪の長いちっちゃい手がふたつ、ガラス皿を向こうから掴むのが見えた。


 目をキラキラさせたナッくんの顔が迫り上がってくる。


 懸垂だ! 足は床から離れていた。




 そのままお皿を下に降ろすとピチャピチャ飲みはじめた。


 危なかった……。ハルだったらきっと重さに耐えられずにこぼしてた。




 まぁ、ハルはこんなことはしないけど……。




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― 新着の感想 ―
[一言] 所詮ケダモノですからw ┐(´д`)┌ヤレヤレ
[一言] ナッくんの背では届かないだろう高さにあるはずのガラス皿を掴んだという事は、ジャンプして飛びついてきたのでしょうか。 溶いている途中の粉末ミルクの芳香に釣られたのかも知れませんね。
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