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12/3 ナッくんがいい子すぎる
ナッくんがトイレに入ろうとしている時、トイレが汚れていたら、綺麗なところを探してうんちをする。
それがトイレの中にないほどだったら、トイレの外にしてしまう。
トイレの外にしようとしているところを見つけて私が「ちょっ……! 待って!」と言うとナッくんは待ってくれるということは前に書いた。
ミルクを作った。
私がミルク皿を持つ手を床に下ろす時、ナッくんが突進してきた。
ミルク皿か揺れて、中のミルクが絨毯の上にこぼれた。
ナッくんは気にせずミルクで濡れた絨毯の上に前足を置いて、夢中で飲みはじめた。
「あっ! ナッくん、待って!」
私がティッシュで絨毯を拭く間、ナッくんは『おあずけ』の態勢で待ってくれた。
口はペロペロ動いているが、無理やり私が足の裏をティッシュで拭くのを振りほどいてミルクに突進するようなことはしなかった。
ホンマ、いい子である。