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ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2023年 8月

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8/11 飼い主の足に寄り添うナッくん

 私が立ち上がるとナッくんも顔を起こす。


 ずっと座椅子の側で寝転んで、私を見つめていたが、私が移動するのを悟ってナッくんも立ち上がる。


「カレーの様子、見てくるだけだよー」


 涼しい居間にいてほしいのが、私が移動したせいで、暑いキッチンにナッくんもついてくる。


 カレーを混ぜているあいだ、ずっと私の足元にくっついて、お腹を上にしてじっと見上げている。


 歩くとまたついてくる。


 ずっと足にひっついているので、気をつけていないと踏んでしまう。ようやく私も学習して、最近は踏まなくなったものの……。



「なんでそんなについてくるの? 邪魔なんやけど……」


『飼い主、おまえは重度のコミュ障だからな。おれが側についててやらないと心配なんだ』


「ナッくん……」


『飼い主……』


「迷惑だからやめて」



 とか言いながら、ついてきてくれなかったら寂しくなる飼い主だった。



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[一言] ナツ「このウスノロ巨人め、早くミルクを寄こせ!」
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