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ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2023年 6月

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322/769

6/18 臨時収入が入ったので……

 ナッくんのミルクを買ってきました。



 自分の唐揚げは我慢して──


 うっ……。うっ……。いい飼い主や……。←




 ナッくん、二日ぐらいミルクを飲んでいませんでした。


 夜中にミルクを欲しがって暴れてました。


 お昼寝の時も、私が動いたら『ミルク?』みたいにのっそり出てきて、

 どうやらミルクでないらしいとわかると、すぐにまた寝床に戻っていました。




 もうミルクは一生貰えないとでも思ってたのか、ミルクの缶を開ける音をさせても興味をもたず、マットの上で毛づくろい。



「ナッくん、ミルク買ってきたよ? ほら!」



 私が言うと、お腹を毛づくろいしていた顔を『なんだって?』みたいに上げました。





 ガラス皿に入れた粉をクンクン嗅いで、吸い込んでしまって、しくしゃみをするようにぶるるっ!


 水を注いでいると待ちきれずに立ち上がって覗き込んできます。もう手はかけさせないぞ。



「はい、どうぞ」



 飛びつくように飲みはじめます。

 手足が踊るように動いています。

 顔が悪魔のように目が吊り上がっています。


 ピチャピチャピチャ……

 もう、何もいらない……。




 飲み終えるととろけてました。



 両手で顔を洗いながら『美味しかったー……』みたいな顔。



 これで夜もぐっすり眠ってくれればいいな。




その夜、しっかり安眠妨害されました

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― 新着の感想 ―
[一言] > お昼寝の時も、私が動いたら『ミルク?』みたいにのっそり出てきて、  どうやらミルクでないらしいとわかると、すぐにまた寝床に戻っていました。 ナックん「贅沢品や~~」
[一言] ガンバ「い、イタチだ! 所詮ヤツはケダモノ!」
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