6/13 ミルク危機!
ナッくんの大好物である『ミルク』が危機に陥っております。
もうおおきな缶の底のほうに、あとせいぜい2回ぶんぐらいしかない!
次の給料日までもちそうにありません!
貴重なミルクなのでスプーンにいつもは1杯のところ、3分の2だけ入れて、水を注ぎます。
ナッくんが『早くくれ!』と、立ち上がってミルク皿の中を覗き込みます。
これがかわいいのでいつも見とれてしまいます。
で、油断しました。
夏『くれ!(がしっ)』
私「ああっ!?」
ナッくんがミルク皿に手をかけ、その重さで危うく貴重なミルクをこぼしそうになってしまいました。
慌てて防いだので、その反動で、500mlのペットボトルから水がざっばー!
私「うわあああっ!?」
夏『くれよ』
注ごうとしていた3倍の量の水がお皿に入ってしまいました。
ミルクの色、うっす!
私「これは……このまま飲んでもらうしかないな……」
夏『くれって』
私「薄いと思うよ? 飲むかな? 飲まなかったら仕方がないから缶の中身ほとんど足さないと……」
夏『くれっつーの』
おそるおそるあげてみると、かなーり色の薄いミルクを、何の疑問ももたない感じでピチャピチャ飲みはじめました。
私「飲むんかい!」





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