2/9 ナッくんが……! ナッくんが……!!
元気すぎて困ります。
私が移動するたびに、足元に絡みついて来て邪魔!
ひとりでコロンコロン転げ回って遊んでたかと思うと……
私「さあ、お風呂入れよう(立ち上がる)」
夏『おっ?(こっちをロックオン)』
私「カラカラカラ……(引き戸を開けた音)」
夏『おれのほうがさーき!(前へ走り出て、こっちを向く)』
私「こらっ! あぶない!(踏みそうになる)」
夏『どこへ行くんだ? トイレか? ゴミ捨てか?(先回りして走り回る)』
私「……(無視して浴室へ)」
夏『風呂か!(追い越して来る)』
私「……(浴槽を洗いはじめる)」
夏『ここ、おれのばーしょ!(湯桶の中へ入ってドヤ顔)』
私「……(お湯を張る)」
夏『なんだなんだ? そこになにがあるんだ?(背伸びをして覗こうとする)』
私「はい、出るよー」
夏『楽しい! ここ楽しい!(浴室中を駆け回る)』
私「じゃ、ばいばーい(出て、扉を閉めようとする)」
夏『待てー! 出るっ!(凄い勢いで飛び出して来る)』
私「(思わず笑ってしまう)」
夏『とう! とうっ!(私の足にしつこく飛びかかって来る)』
私「ナッくん、元気だね〜(笑)」
夏『ああ?! やんのか、コラァ!(少し距離をとってファイティングポーズ)』
私「はい、あっち行くよー(抱き上げる)」
夏『(大人しくなる)……』
私「抱っこされるの好きだねー」
夏『好きだ』





by