12/2 ナッくんが死にかけた話
最近、ナッくんが死にかけました。
まじであれは死んだかと思った……。
毛玉除去剤がなくなったので、新しいのをアマゾンで買ったんです。
ペットショップで買えば小さいものなんですけど、ネットで買うとやたら大きな箱に入って届きます。
箱を開けるとビニール袋にちょこーんと入ったチューブの薬が現れます。
ビニール袋に小さく穴を開けて、中の薬を取り出しました。
空のビニール袋をこたつの上にほったらかしにしていたわたしが悪いんです!
ふと見ると、ナッくんがとても苦しんでいました。
小さく開けた穴から頭を突っ込んだらしく、ビニール袋の中に胸のあたりまで入り込んで、取れなくなっていたのです!
このままではナッくんが窒息してしまう!
そう思いながら、わたしはのんびり観察してしまいました。
やたらゆっくり、ゆっくり、もがいています。
両手を上にあげて、目をつむって、ころんころんと音もなく横に転がって、頑張ってるみたいでした。
擬音語を充てるなら『うにゅーん、うにゅーん』という感じの動き。
セリフを充てるなら『……』という感じの表情。
……。
仕方なく助けてあげました。
とんでもなく緊迫感のない危機状況でしたが、あのままにしといたらやっぱり窒息してたんだろうか……。
とりあえず今度からビニール袋に穴を開ける時は、大きく開けるようにします。