表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
169/758

10/21 安眠妨害しに来るナッくんと遊んであげてみた

 仕事が忙しく、まる二日以上ナッくんに留守番してもらっていた。


 帰ってくると熱烈なお出迎え。

 足元に絡みつく、飛びかかってくる、手にじゃれついてくる、私が座るとじっと目の前にお座りしてミルクをねだる……。



 私が布団に入ると、いつも以上に激しく安眠妨害してきた。


 いつもなら無視しつつ、痛いことをしてきたら「やめて」と言いながら蹴り飛ばしてるところ。


 機嫌がよかったし、何より長いことほっといた罪悪感もあった。


「よ〜し、今日はとことん付き合ってあげよう」


 遊び疲れればナッくんも寝てくれるはずだし。

 そう思ってナッくんの気が済むまで遊んであげることにした。



 背中に穴を開ける勢いで掘ってきた。


「ふふふ……。こらぁ〜。そんなことすると、こうだぞぉ〜(^o^)」


 寝たまま抱き上げて、ぶんぶん振り回してみた。

 されるがまま。楽しそうだ。



 離すとすぐに前へ回り込んできて、私の右手に噛みついてくる。


「よーし、プロレスごっこだ(^o^)」


 押し倒してぐりぐりしてやる。

 大はしゃぎで格闘。しつこいほど立ち向かってくる。

 あまりにしつこいので絨毯の上へ投げ飛ばした。



 トコトコとすぐに戻ってきたナッくんの首の後ろを捕まえようとする。

『捕まってたまるかー!』とナッくん、抵抗。

 しかしあっという間に私に捕まり、布団の上を引きずり回される。


「ほうれ、ほ〜れ(^o^)」


 離すと素早く逃げようとするナッくんをしつこく捕まえて遊んだ。



 ぼちぼち疲れた頃だろうと、捕まえるのをやめると、逃げたナッくんが途中でぴたっと立ち止まる。

 くるっとこっちを向く。

 トコトコとやってきて、私の顔を舐める。


「あ〜、ぼちぼちおやすみだよ〜。寝よう?(^o^;」


 そう言って撫でると、足のほうへ行って、足の親指をガブッ!と噛む。



 なかなか疲れてくれない。

 というか、のぼせてしまったようだ。


 だんだんと私も不機嫌になってきた。



 再び背中に穴を空ける勢いで掘ってきたので、むんずと掴まえて、ケージに入ってもらった。



 教訓:安眠妨害しに来るナッくんを相手にしてはいけない


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 背中に穴をもつ(フェレットに掘られた)なんて。  しいな先生好みのキャラ設定では?(笑)
[良い点] 留守番中にしっかりと寝て、スタミナ十分(๑•̀ㅁ•́๑)✧
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ