表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私は鏡

作者: Q輔

 私は鏡。


 今日は大好きな彼とデート。


 よーし、おめかしするぞ。


 気合いを入れて、化粧鏡の前に立つ。


 鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った鏡に映った私に映った……


 私は鏡。


 ちなみに、彼も鏡。


 デートは終盤、私と彼は、公園のベンチでいいムード。


 キッスの予感。


 見つめ合う二人。


 彼に映った私に映った彼に映った私に映った彼に映った私に映った彼に映っ彼に映った私に映った私に映った彼に映った私に映った彼に映った私に映った彼に映った私に映った彼に映った私に映った彼に映った私に映った……


 私は鏡。


 深夜0時、デートの帰り道。


 暗闇でうっかり小石に蹴つまずく。


 地面に叩きつけられ、私は粉々に砕け散る。


 割れた破片に映った私に映った破片に映った私に映った破片に映った私に映った破片に映った私に映った あ! 悪魔が通り過ぎた! 破片に映った私に映った破片に映った私に映った破片に映った私に映った破片に映った私に映った……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 純文学というより、ホラーでした、ゲシュタルト崩壊するかと思いましたよ((( ;゜Д゜)))
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ