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エピローグ
神獣竜界の深層の森のログハウス。
俺シュンは、エールを飲みながらタバコふかしつつ報告書を読んでいる。
「なんだその報告書は?」とアークに聞かれた。
「シリルに魔大陸にいかせた時のやつだ」
「あー原因わかったのか?」
「ああ、わかったぞ」と言って、俺はタバコをすいつつ、苦笑いだ。
「人間社会でのんでるハーブティーあんだろ、あの中のラベンダーが闘争心を激減させてたんだってぇよ。
それが魔族が魔力の質の感知も鈍らせたらしい。 ラベンダー廃止にしたら、数か月でみんな魔族が質がわかり見た目主義から元の質でみるようになれたって魔皇帝からも感謝されたってよ。」って俺がいう。
まさかのラベンダーとはな。
「俺らコーヒーしか飲まねーし、魔界もコーヒーしかねーだろ。 ラベンダーの作用が魔族に効果抜群だったてぇー話だ。」
今回の事で、魔大陸じゃラベンダーは法律上、禁止になったみたいだしな。
「ある意味人間社会に侵略されてたんだな。」と突っ込むアーク。
ははは、その通りだな。 まぁ、人間に気づかれる前でよかった?のか。 まぁ、シリルの暇つぶしにもなったみたいだしな。