表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【白銀の黒帝:8】魔大陸の学園  作者: 八木恵
2章:魔族の学園
14/15

タイガに聞いてみる

その日の夜、シリルとゲールはタイガの宿泊先にきている。


「聞きたい事があるのだぞ」

「ええ、なんでしょうか?」とタイガは畏まっている。


別に畏まらなくてもいいんだぞ。

「ここの魔族が魔族らしくなくなったのはいつからなのだ?」


今回の任務の本題だぞ。 ここ数か月間、学園で冗長している奴らとか、模擬戦でしばいたけど罵倒するだけで結局闘争本能が低すぎるんだぞ。 まったくもって魔族らしくないんだぞ。


そんな俺の質問にタイガも思案している様子だぞ。

しばらくして、

「確か、人間の血が混じってから暫くは、特に闘争心がなくなるという事は無かったですね。 相変わらず、戦闘狂はダンジョンに行ってたりしてましたから。 階級制度が出来た当初は、さほど問題はなかったですね。 

 劣魔族と言われても、彼らも魔族の誇りはありましたから。 それに、その時もまだ個々で自由にしてましたしね。 

 うーん、丁度人間社会と休戦して争いが減った後ですかね。 徐々に闘争心が減っていったって感じで、個々でなくなってきたのは。 休戦で戦闘相手がいなくなったからかと思いましたけど、俺らとしてはつまらないんで、一線引いて、引きこもったのもその辺りです。」


休戦が原因なのかだぞ。


「うーん、面倒なのだぞ。」と俺は考えてるぞ。

「その時に流行った物とかあると少しは分かるかも知れないのですが」と聞いたのはゲール。


「あー、ありますよ。 人間社会から、ハーブティーが入ってきて、俺ら苦手で飲んでないんですが、結構流行ってますね。」というタイガだ。


うん?ハーブティー? 俺も好きじゃないんだぞ。


「うん、わかったぞ。 ありがとだぞ」と言って、俺とゲールはタイガの部屋から出ていったぞ。


ハーブティーになんかあるのかだぞ。。

◇◇◇

数日後、俺は魔皇帝の所に来ている。 数日学園を休んで、いろいろと調査した。

シリルが魔皇帝に報告をする。 


魔皇帝が驚愕した顔をしているぞ。

「まさか、そんなのが理由ですか?」といわれ、「うん、そのまさかだったぞ。 という事で、任務完了だぞ。 帰るぞ」といい、その場から次元ゲートで帰る事にしたぞ。


ちなに、ゲールはそのまま人界の調査のため別れたぞ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ