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【白銀の黒帝:8】魔大陸の学園  作者: 八木恵
2章:魔族の学園
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魔界魔族5人衆の1人がくるらしい

シリルとゲールが学園に通い数か月である。


Sクラスの生徒達は、罵倒を繰り替えすもシリルに模擬戦では負け、魔術でも負け、学科の小テストでも負ける。 


あいかわらず、シリルとゲールが2人でいれば好奇な目線でみられる。 

ただ、罵倒ややっかみばかりで、力で努力する事もなく、改心する事もないクラスメイト達である。


そんな日が続くある日の朝礼で、マルコが教室にはいってきて

「明後日だが、急遽魔界魔族の剣豪のタイガ様が、学園に来ることになった。 折角なので、ご高齢ではあるが模擬戦を生徒としていただけるそうだ。 各学年のSクラスから2名出す事になった。 立候補者いるか?」というと、「おれ、やりたいぞ」というシリル。 しかし、他は手をあげない。


マルコが「シリルだけか、挑戦したいとおもうやつは。」というと、王子が何かを側近にいって、側近が手をあげる。 すると、マルコが「このクラスは、ディーノとシリルだな。 いい経験だと思って挑戦しろ」となる。


生徒がぼそぼそと「あの混魔族ばかだよな。 負けるのにな」といい、「ああ、負けるとわかっている勝負はしたくないよな」などの声がある


そんな生徒達の反応をみて、やっぱり変だぞって思うシリルとそしてゲールである。

本来、負けてもいい経験として挑むのが魔族だ。 生徒達にそれがまったくといっていいほどないのである。

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