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鉄の馬を佩く  作者: テーさん
9/22

次の森3

私達に向かって、5体の巨人が駆けてくる。おっそい


戦士1と2はあまり変わらないが3は全身鎧だった。紀州は全身鎧と大鷹の翼を広げて長い剣を構えている

ちゃんと翼が出せるようになっていて、カッコいい

アリオは黒くて長いローブと大きな杖を構える

私は機体を出して軽く走る。このヘルメット視界が狭いのに、視界の外が分かるのは何故だろう

迷彩服でマシンガンを構えているのはラスティだ


「アーケード1!」

紀州がさけんだ。30㎝程の小型の飛行機が2機、紀州の翼のすぐ上に表れた

巨人に向けて飛んで行きレーザーを発射、そのままUターンしてもとの位置に戻る

何処のシューティング?

「「アーケード1!」」

ラスティとアリオも叫んだ。アリオを中心に小さい爆発が半径20メートルに渡りおきる

ボンバーだ。何処のシューティング?ラスティの装備が鎧に変わり慌てて戻している

巨人はダメージをうけたのか足が止まっている。ラスティが撃ちまくっている。一体消えた

物凄い音である

「切り裂け!」「切れ」「エアーカッター」

その上でボンバー。レーザー。1体だけ抜けてきたので私が突っ込んで蹴り飛ばす

あっという間にすべて狩る。紀州、翼が泣いてるぜ


やったー!ラスティと紀州が嬉しそうに魔石を拾いにいった

そして感じる視線

「△△△」

全然わからない叫び声に振りかえる。なにか口々に言っている

うわぁそりゃ見に来るよね


6人の冒険者たちが近付く事もなく声をかけてくる

「何を言っているのか全く分からないの」

こっちの言葉を理解する魔法とかないかちょっと期待しながら、日本語で返事をしておく


なんだかわさわさしてる。私が話したからか?

「言葉が通じていないみたいです。ここはどこですか?」

この中では一番この世界っぽいアリオがゆっくりと彼らに近付いて言った


私と紀州は、ちょっと人間離れして見えるか、見えるね


しかしながら、わからない言葉の応酬が続くだけで一定の距離を保ったままだ

「僕たちどう見えているんでしょうかね」

新しいモンスターなんじゃない?

「俺とファストさんはアリオが呼び出したモンスターとか」

まあ、巨人倒すとこ見られてるからね。味方と思ってくれてると嬉しいな

あっちの6人の中には黄色人種っぽい人もいたけど、アラブ諸国かインドかの堀の深い顔の人だった


地上に出たらいきなり逮捕とかないよね?怖くなってきた


結局のところ冒険者たちとは名前だけ交換して彼らは離れて行った

「翻訳魔法とか、無かったのかなあ」

ラスティが残念そうだ。攻撃されなかっただけでも良かったんじゃなかろうか

「魔法とかどの位進んだのがあるんだろうか」

アリオの元気がない。魔法のない世界ならそもそも使えないだろうから大丈夫だって


あの6人の後を付けるのもう無理かなあ


何となく遠くから付いていくしかないね。目はいいからね


紀州が気が付いた。印の付いた木がある。ここって攻略されたダンジョンの中にいる訳?

湖の水をしっかりと摂取してから印探してゆっくりと進もう。

よく考えたら浄化の魔法できれいにしたらお水の問題無かったんだよね

印が見つけにくいから飛行はやめだ。4人とも戦士1に着替えて進む

アリオが一番お痩せさん。弱そうな冒険者っぽい


さっきの冒険者たちが向かっている方に向かって行ったら大丈夫かな

しかしながらあの巨人が現れたよ。1体ならタコ殴りであっさりと片ずく

わー、剣なんて今日、生まれて初めて振ったよ。慣れていく自分が怖い


進むのが遅い。お腹が空いて動けなくなる前にさっさとここを出たい


「俺が先行していくので後で空から、来てくれ」

紀州は基本疲労しないので走っていく。空から印は見つけられないので仕方ない

6人組を追い抜きたい


『扉があった』

プレート通じて連絡がくる。プレートの情報では場所が解らない

紀州が召喚奇獣をよこしてくれた。グリフォンだ、本当に当たりがおおいな

ラスティがはねを出した。昆虫の翅だ

一応気配遮断はして飛ぶ

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