最初のボス
サブタイトルを間違っていたので修正しました
今日はもう一話投稿します
地面に置いてあった扉が開いて、落とし穴に飛び込むようにアリオと飛び込んだ
地下牢?全周囲石の壁
教室位の広さの部屋にいた
玄関ドア位の大きさの扉が目の前にあるが取っ手が付いていない。押しても動かない
落し穴に落ちて閉じ込められているのか
ボス部屋?コンシューマーのRPGをしたことがないので、お約束が分からない
「もう一人、メンバー増やしておくか」
「アリオが出るなら年齢さげておいたら?さっきの子達10代に見えたから」
魔法使いがいるのは便利だろう。それに弱くても結構な数のゴブリンと戦ったからラスティみたいにスッと消すことは勿体ない。経験値とかあるかもしれないし。それとも経験値は溜まっているのかな
アリオが年齢を下げたらしい
「かわいいけど頼りなさそうな顔」
アリオはチッとでも言いそうな顔をしてふわりと飛び出した
アリオが抜き出た。元の場所にいるのはラスティだ。
「さっきぶりです。でも、便利キャラクターに変わりますね」
にっこりとしてスッと変わる。アンドロイドのキャラクターの紀州・ゴールデンがニヤリと笑う
2メートル、ガッツリの体格、濃いめの金髪顔は西洋人だ
「ファンタジー世界ならロボット3原則とか関係ないので、人間もやっちゃいますから」
情報プールにもたっぷり分析し記録しておくように!アンドロイドの記憶はすべて正確だから
紀州の戦士1は槍を持っていた
その直後にガタンと音がしてあっさりと扉が開いた
三人で入っていくと後ろで扉が閉まった。これがボス部屋か。さっきの部屋は?
部屋の真ん中でのっそり巨体が立ち上がる。もとい、頭を持ち上げる。でかい蛇だった
口を開いたらたぶん立ったまま私が入れそうな位大きいサイズ
紀州が槍を投げる。当たっても跳ね返る。その隙に剣で切ってみたが、傷がつくだけ
こっち見ないでぇ。先割れした舌が怖いのよ
「アイスストーム!」
「冷凍光線!」
動きを鈍らせて殴る作戦だ。アリオが何度も同じ魔法をかけ、紀州が右腕から何か出している
進み過ぎた科学は魔法と区別がつかないというけど、魔法にしか見えないよその攻撃
「アーケード1」
私は機体を呼び出して蛇に近寄りレーザーでチラチラ出し入れいている蛇の舌を狙った
「グォォ」
痛さのあまり蛇は大口開けてのたうち回る。だからこっち来ないでぇ
「ファイアーアロー」
アリオが叫んで蛇の口の中に炎の矢を何本も打ち込んだ
その瞬間、不自然に蛇の動きが止まった。全体がぶれるように細かく震える
震えるまま少しずつ砂のように空気の中に散っていって、煙のようにふわっと蛇は消えた
長い時間に感じたけどあっという間に終わってしまったね
蛇の皮と、大きな斧、文字か模様がが彫り込んである指輪と腕輪、五センチ角くらい大きさでコルク栓をされた黄色い液体が入ったガラス瓶が落ちていた
そしてゴブリンの石と違って黄色い色のついた透明な石
わー、ドロップ品が一杯だ
部屋の奥の壁に扉が浮き上がり、扉の横に模様の入った低いテーブルも出てきた
扉が開いたからまたその向こうの暗い闇に入る。とりあえず手をつなごう
休む暇がないよ