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鉄の馬を佩く  作者: テーさん
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最初の森5

食べ物のない箱庭の森。とにかく進んでみるしかない

とりあえず、地上に降りる


にしても、高さ制限があるなんてね


私が人型ロボットになってアリオを載せるか?

キャラクターの本人にはなれないけど、その種族には変身できるのだよ

しかも変化途中でとめれたりもする

しかし大きいので森を進むのは難しいかもしれない。それなら機体の方がましか。

上から見た感じでは水場すらないし

飛んで行ける所までいくか


飢え死にする前に人のいる所(あればだけど)に行かなきゃ、生きてけない


「飛行するモンスターはいなさそうだから、空路だな。途中でゴブリンが居たら狩っていこう」

ゲーム的なレベルがあるなら狩っていく方がいいだろう。魔石(と呼んでいいと思う)はよくある異世界ものならお金の元だし

「飛行スキルが辛くなったら、召喚奇獣で行きましょう」

翼がランダムだったように奇獣もランダムに決まるだろうから、自分のものなのに怖いけど


機体は消えていなかった。なるほど

着地して戦士1の装備に変更。すると機体は消える

よし飛行スキル


戦士1の装備でも翼はちゃんと出る。そうなるようにできている装備に感動した

二人で同じ方向にゆっくりと飛んで行くとすぐにゴブリンが見つかる

剣を抜いて切りかかってみる。この切れ味はこの世界では標準なのかな。あっさりと切れる

石は六個、ナイフ二本。二人で分けて持っておく。石は獲物に一つづつあるのね


ゴブリン多いわ。ちょくちょく狩りつつ進む


ちょっと速度を上げると、ゴブリンと人が戦っているのが見えた!

「人がいる。そっと降りろ」

二人で気配遮断をしつつ、戦う人間を見る。まあ、何というかライトノベルの世界っ!

ファンタジー世界っぽい四人組だ。皮の鎧を付けた人、金属鎧で大きな盾を持った人。ローブだけの人はいないなぁ

女の子も一人いて、盾をもっている人が何か声掛けをしている。顔は西洋風の彫りの深い感じだ

水色の髪のひとがいる、コスプレじゃないよね


「私、水色の髪似合うかな」

まだ自分の顔を見れていないんだよね。髪の色とか簡単に変えられるはずなのでちょっと楽しみ


彼らの会話を聞き取ろうとしてみた

アリオと顔を見合わす。困ったことになっちゃいそう。その言葉が全く解らない。


あっさりとゴブリンを切り裂いていく。前にでてる二人で終了だ

よくあるピンチに駆けつけて助ける事ができなくて残念。お約束だと思ってたのに

女の子はキョロキョロ周りを見ている

『感のいい子だと気ずかれるかも知れない。離れよう』

初めて見たこの世界の人間だけど離れることにする


服装を彼らに合わせると戦士1の装備が近い感じ。今見れたのはラッキーだったね。

アリオも戦士1にしている


ちょっと離れたまま後を付けるよ。良心は特に咎めません

みんなで食事をしている。うらやましいと思いつつ、全く火を使っていない事に違和感を感じる


その後、アリオと話している間に四人がいなくなってた!

「何処かに移動したんだ。魔法陣か?」

四人のいた所の周辺を探すと地面に木の扉がある。めっちゃ違和感があるんですけど

森の木々の間に無造作に捨てられてるみたい

普通に扉が立っているのではなく、地面に直接設置されているのだ

ゴブリンの石が3個落ちている。ガーン、価値が低かったのかしらね。アリオがこう言ったので無視する

「拾わないほうがいいような気がする」


扉の取っ手に手が届かないんですけど。

「先に行ってる四人組に出会うことになるかもしれないけど降りよう」

突然木の扉がバタンと開いた。中は真っ黒で光が入らない

どうなるか分からないので、アリオと手をつないで飛び込む


鉄の馬って、普通はオートバイを指すのでしょうか。何だかすいません

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