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エピローグ
異世界って地球だったんだね
とか考えている間にこの世界の冒険人っぽい人達が集まってきた。いきなり武器を向けてきたりはしなかった
けどちょっと離れた所からみてる
何か言っている。よくわからん
首を横に振る。一人が近寄ってきた。アイダホがノートを持ち上げて
「ジルベルフィード!ジルベルフィード」
と言って相手に向かって「クレイグ?」と聞いた。相手はきょとんとした
「アイダホ。クレイグ?」
こんどはアイダホは自分を指さし名乗ってから相手をさして言う。相手は首を振った
「クレーイグ!」
そして急に後ろを振り返って叫んでいる。アイダホも一緒に呼んでいる。楽しくなってみんなで呼んだ
息も絶え絶えになったクレイグ?がやってきた
「クレイグ」
アイダホがなぜか卒業証書を渡す校長先生みたいなポーズで、ノートの表紙を相手に向けて堂々と渡した
言葉が通じないと分かったのかジェスチャーで付いてこいみたいに言われたので、星空の下全員でぞろぞろとついて行った
異世界生活の始まりだった
読んで頂きましてありがとうございました
まだまだ精進致しますのでよろしくお願いいたします




