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《小話》学園一年目のこと

*ここからは本編に至るまでの詳細などが書かれております。興味のある方、読んで貰えるとありがたいです。

 本編は二話で完結しております。


 ブックマーク百、感謝いたします。

 感想もとても嬉しいです。

 評価、励みになります。


 小話、楽しんでもらえたら幸いです。



パシッ。


伸ばされた手を叩く軽い音が響く。


「もう少し、上等に(・・・)なってから出直しなさいませ」


少女の手には今斜めに振り下ろした扇。

真っ直ぐな目に、口は弧を描く。

居丈高とは違う気品に満ちていた。


叩かれた手の甲を握る男もまた、笑っていた。






男には、学園内で見つけた隠れ部屋がいくつかある。


カーテンなどの備品が置かれた物品倉庫とか、講堂の準備室とか、屋上に繋がる階段最上部の踊り場とか。

職員の平民が出入りするので貴族はまず来ない、そういうところだ。


学園では華美な服装は厳禁。

だが学園に通うほとんどの貴族連中は、華美な装飾を抑える代わりに見えないオシャレを楽しむらしい。

布の質を高め、カフスボタンに緻密な細工を施す。女性なら布地と同系色の複雑な刺繍を刺すなど。


何より、毎日違うのだ、服が。

男には驚愕ものだ。


男は同じ形の三着を、くるくる着回ししている。

男の家は僻地の貧乏貴族だ。

領地を治めるだけで足がでるカツカツ運営だから、仕送りはもちろん無し。

むしろ男の方が学業の合間に稼いだ金を送金している。


話はそれたが、男の家は僻地なので学園に通えない。

そんな者のために寮がある。寮は無料だ。


男の趣味は秘密にしているし割合激しい(・・・)ので人の多い寮ではできない。

だから最初に言った隠れ部屋が必要になってくる。


 

学園内で生活していると、そのうちなんとなく学友の名前と顔が一致してくる。

貴族の社交では名乗りのご挨拶が大切なので嫌でも覚えるのだ。

中でも身分の高い貴族はお知り合いが多いため、休憩時間はせかせか講堂を移動しながらご挨拶ばっかりだ。


『学園内で地位身分の貴賤無し』と国王陛下が強く明言しているから、上下関係をあからさまにする者はいない。

だけど貴族社交のクセで「○○家の誰それ様、ごきげんよう!」とあちこちでやっている。

社交と違うのは、どっちが先に声を掛けるか気にしなくてよいし本当に挨拶だけで済ます点だ。


腹の探り合いを遠回しにやり合う時間までない。

そういうのは学園の外で講義の終わった午後から。


しかし挨拶一つとっても、僻地で他の貴族にほぼ会わなかった男には無縁だった。

学園に通う貴族は一人も知らなかったし、周りも誰一人男のことを知らない。

そのまま誰とも挨拶しないで、学園に入学して1ヶ月経っても一人で過ごしている。


男の目標を考えれば、それでまだ問題なかったから。


だから講義が始まる前も終わった後も、男はのんびりと人物観察ができた。

よい金蔓になってくれる申し分のない(・・・・・・)貴族探しの。


この学園には有名人が集まる。

卒業後に頭角を表す者も多いが、元から身分や地位に優れた人が集う。


後者の中で特に有名なのが、王国の第一王子アードルフの婚約者で、ローヴァイン公爵家の娘、エレオノーラだ。


金蔓的にはお近づきになりたい。

未来の王太子妃で、ゆくゆくは王妃になるかもしれない。

得られたら心強い後ろ楯だ、けど───。


「まだ12歳だもんなあ、」


「なんだ?」


男がつい漏らした声に、学園の職員服を着た三十代位の男が木箱を下ろした姿勢で振り返った。


「あ、いやなんでも。本当に12歳で入学する奴いるんだなって。敷物もそこ置いていいか、グンター?」


「あぁ、ありがとよ。稀にだな。神童とかいう奴。制度で12歳から入学できるけど、ここバカ難しいだろ。ついていけなくて辞めましたって不名誉だから言えないってんで、本当に凄い子供しかそんな歳で入らないんだな」


午後、当たり前に職員作業を手伝う貴族(に見えない)男に気安く対するグンターは「普通でいいなら屋敷で教師雇えば十分だからなあ」と、顎をすっている。


「神童・・・公爵家のも?」


一言で通じたらしい。


「あれは・・・どうかなあ?」


ちょっと斜め上を見上げてグンターは言葉を濁した。

眉が少し寄っている。


職員は国に雇われている平民だ。

王城勤めと違って口が軽い者が多い中、ヒントだけくれて学園で知り得た内情を漏らさない固さを持つ彼に、男は好感を持っていた。


学園入学後間も無く、隠れ部屋に寝そべっていた男を身なりのボロさから侵入者かと思い、グンターは有無を言わさず男の喉を鷲掴みし腹に押し乗った、のが二人の出会い。


貧乏領地での暮らしから男は平民に近いのもあり、なんだか二人は意気投合してしまった。

グンターは他の職員に男のことを言わなかった。

「どっちにしろ近いうち全職員籠絡されそうだったから」とグンターは後に語る。


まあ確かに男は貴族友達はいないが職員とは仲良くなった。


「そうだな、お前今日はカーテン部屋に籠るといいぞ」


「はぁ?」


「うん、それがいい。ついでに換気と掃除しといてくれ」


普段職員作業を手伝う見返りは隠れ部屋の使用を不問にすることだ。

グンターがわざわざ指定した「換気と掃除」の対価は何だろう、と考えながら男はカーテンの仕舞われた隠れ部屋に向かう。




「・・・・歴史が鬼。経済って何、お金の流れ、物の流れ? 川なの?・・・難しい」


ブツブツ女の子、エレオノーラがいた。


きっと女の子が住まう部屋より格段に汚い場所なのに、隅で、膝を抱えて座っている。


ブツブツとなにかを(つぶや)いて。

────ちょっと、いやかなり不気味だった。


カーテン部屋には出入口が前後二つある。

後ろの扉は箱積みのカーテンに半分隠されていて、職員にしか存在を知られていない。


エレオノーラは部屋の一番奥だと思って後ろ扉のそばに座り込んでいた。


男は口の端をひきつらせる。

来た道を戻ろうとして、やめた。グンターはこれ(・・)のことを言っていたのかと。


エレオノーラの鼻をすする音がする。

小さなガラス窓にかかる覆いの隙間から、茶色がかった金髪がふるふる震えているのが見える。


「みんな意地悪・・・。『ここは小さなお茶会じゃない』?当たり前じゃない。『その小さな頭に入りきるのかな?』って、小さくても考えることはできるわ。『王子の付き添いは大変だね』だなんて・・・お父様の命令なんだもの」


どうやらエレオノーラにやっかみが来ているらしい。

それに彼女は神童ではなく、公爵家当主の命令で学園に入ったようだ。


王国が設立したこの学園は常にその道に秀でた教師陣を揃え、最新の設備が整えられている、一流の人材を育成する場所だ。

この学園卒だと言うだけで国内外に通用する確かな身分証になるくらい認められている。


入学は12歳からで上限はない。

入学試験も簡単なものだが、アホみたいに高い学費を毎年納めて、年に数回は小難しい試験を講義毎に課される。


最短6年で卒業だが途中で辞めていく者も少なくない。

あえて学びたい講義だけ受講する者が一番多く、金が足りなくて辞める者、講義の難しさに諦める者、女性だと嫁ぐ場合と理由は様々だ。


見栄と打算か。


男は公爵家当主の思惑に眉をしかめる。

たった12歳の普通の女の子にこの学園の敷居は高すぎる要求だ。

できると見込んだのか、それとも────。


鼻をぐすぐすしていたエレオノーラは、時間をかけて息を整えワンピースの埃を払うと、重たそうな教科書を抱えて出ていった。


そのあと後ろ扉から入った男は、外に面した窓を開けて・・・少女が座るであろう場所を中心に、心持ち丁寧に、掃除した。


男はそれから、エレオノーラを見かけるとなんとなく様子を伺うようになった。


エレオノーラは午前の講義を終えると何日か置きにカーテン部屋に向かう。

そこでブツブツ膿を吐き出すと、何事も無かったかのように教師に質問に行き、そして迎えの来る時間まで図書室に行って勉強するのだ。


男はエレオノーラがカーテン部屋に行った日は別の部屋に行くようにした。

本人も聞かれたくないだろうし、女の子の涙は自分が原因でなくともダメージが凄い。


ある日の午後、男はまずカーテン部屋を覗いてみる。

見かけたエレオノーラの顔色がおかしかったので吐き出しに来る頃かと予想したのだ。


今日のエレオノーラは泣いていなかった。

普段と違い部屋の真ん中に立っていた。


でもブツブツはしている。


「・・・・の・・・」


「・た・・にお・・・なく、」


その場で手をびゅん、びゅん、と振り下ろしクルリと振り向いてゆっくり後ろ扉に近付いた。

男はなんとなく頭を引っ込めて扉横の壁にへばりついた。


壁一枚、すぐ向こうにいて声が聞こえる。


「では、手を握られそうになったら、どうしたらいいの?つい走って逃げてしまったわ。『気持ち悪い!』じゃ角がたって駄目ですわよね・・・やっぱり『お構い無く』でいいのかしら?」


びゅっ、と手刀を振り下ろす音の後、


「わたくしに、お構い無くっ」


上擦った(・・・・)高い棒読み(・・・・・)が聞こえた。

男は両手で口を塞いでしゃがみこんだ。

なんとか吹き出すのを堪えた。


エレオノーラは貴族の冷やかしにあっているらしい。

男はエレオノーラの慌てふためく様子が目に浮かんだ。

反応を面白がられているのかもしれない。


それを上手くあしらう練習を始めたようだが、彼女はかなりの大根(・・・・・・)だった。


一生懸命なのが、丸分かりだ。


何度も必死に「お構い無く」と繰り返している。

家で教えられた対処法がそれだけだったのか。


しゃがんだまま壁に背を預けて、ずっと男はエレオノーラの声を聞いていた。





背の小さなエレオノーラが踵を上げ手を伸ばしても本には届かない。

学園の図書室は、三階分吹き抜けで作られていて、一階分もエレオノーラの背の二倍はある。


「失礼、こちらの本の方が分かりやすいですよ?」


エレオノーラがビクッと肩を揺らして顔を向けると、茶色い髪がぴんぴんはねた草臥れた服の男がいた。

一瞬、学園の職員かと思ったが制服ではないので学園生だろうと思い直す。


エレオノーラの眉が下がっていたようで、同じ様に男も困った笑顔で頭を掻いていた。


「突然失礼しました、エレオノーラ様。ベルノルト先生の魔術理論に出た術式組立でしょう?そちらのフランク術式解析は言い回しが難しく、中身も来年学ぶことが中心です。だから、こっちのエッボ基礎術の方が分かりやすいですよ」


と、エレオノーラの肩あたりの本棚を指差した。


「びっくり、て顔に出てますよ。私もベルノルト先生の講義を取ってまして、あらかた本を漁りましたから。なんとなく、エレオノーラ様もそうかなと」


 言いながら男は両方の本を手早く抜いて手渡した。

エレオノーラは顔を取り繕いながら本を受け取り、だいぶ驚いていた。


自分が有名な部類なのは自覚しているから名前はまあいいとして、魔術理論は大きなひと棚埋まるくらい本がある。

ただでさえ難解なそれをあらかた読んだ?誇大してるのか?いやそれより────、


男の言葉が分かり(・・・)やすかった(・・・・・)


周囲の使う、回りくどく遠回しじゃない、普通の言葉だ。


なにも言えず固まっているうちに、男は二階の閲覧席に行ってしまった。


その日があって、エレオノーラは男が本当に同じ講義を受けていて図書室によく来ていることに気付く。

さっと本を流し読みして出ていくこともあれば、腰を据えてじっくり熟読していることもある。


お互い会話をすることはないが、図書室ではエレオノーラがその時必要とする分かりやすい本を紹介してくれた。

男と知り合って、講義が格段に理解できるようになった。


それから1ヶ月過ぎたあたり、エレオノーラは午前の講義後こっそりと廊下をそれる。

秘密の場所に行くのだ。


学園に入学後、エレオノーラは学友に遠巻きにされ、近づいてくる者は棘のある言葉を掛けてきた。


王子アードルフの婚約者だということ、年若く学園で学ぶ能力に欠けていること。

その二つの理由は重かった。


12という年齢はエレオノーラだけで、親しくしている同年代の友人も学園には通っていない。

講義の内容は家の教師に学ぶものより難しく、質問しても本を読んでも理解できない。


人前でも家でも吐き出せない辛さを抱えたまま学園内をふらつき、たどり着いたのが物置部屋だった。

特別なときしか使われない大講堂の隣。

埃を被った室内。


誰もいないし、来ない───。


思うより先に、涙がこぼれていた。

震える足はいつの間にか山積みの箱の合間をぬい奥に向かう。

そして突き当たったところに座り込んでいた。


「辛い。辛いです。勉強が分かりません。意味が分かりません。皆さんの言うことが、分かりません・・・!」


圧し殺していても次から次へと涙と一緒に思いがこぼれ落ちる。


学園に通う者はみんな意地悪だ、嫌いだ、学園を辞めたい、楽になりたい。


溜まった黒いものを千切っては放り出していく。


気付いたら涙が止まっていて口も閉じていた。

頭がスッキリしている。

落ち着いた頃、スカートの埃を払って部屋を出た。


それ以来、頭と体が重くなると物置部屋に足が向かうようになった。


だから今日も────、と馴れた廊下を進んできたエレオノーラは物置部屋の前で足を止めた。

中から声がするのだ。


扉の小窓から覗いてみて、声が出そうになるのをグッと抑えた。


男が、喋りながら動き回っていた。


「図書室の本の人・・・」


思えば名前も知らなかったとエレオノーラは口を押さえる。

しかし男は何をしているのかと耳をそばだてて見詰めた。


それは、童話だった。


森で迷った少年が動物を困らせる魔女を懲らしめて無事家に帰るという、幼い頃皆が一度は読み聞かせられるものだ。


食い入るように見ていたエレオノーラは、凄い、とまず思った。


荷物だらけの狭い部屋が何倍も広く感じるのは男の体使いによるもので、更に声音や仕草、言葉使いで登場人物を演じ分けている。


おもしろい、楽しい!とエレオノーラは時間を忘れて見入っていた。

 

それから何回か物置部屋の小窓で男の演劇を見ていたら、ある日、男と目が合った。


男は跳ねた髪を掻きながら、苦笑いで手招きしている。


「毎回へばりついて見られてたら流石に気付きますって」


赤くなったエレオノーラを男は笑って見ていた。


男は演劇を趣味にしていて、それは観るだけでなく自分で作り演じる、全てを好んでいるという。

貴族としては変わっているが、男がそうだとなんだかしっくりときた。


エレオノーラと男は約束はしない。


物置部屋で会うことも疎らだ。

男と鉢合わせても、エレオノーラはだまって男が演じるのを観るだけだ。


泣いて喚いてもスッキリするが、男の演劇を観たあとはうきうきとして体が楽になった。

不思議だとエレオノーラは首を傾げる。




「人をあしらう方法?」


ある時、観ているだけだったエレオノーラが男に訊いた。

エレオノーラをからかう貴族はあとを絶たず、困っていたからだった。


どんな対応をしているのかやってみせろと言われて、エレオノーラは・・・


頭をフンッと横に振って「お構い無くっ!」と声高にそっぽ向いた。


男は、ぱっと口を手で押さえて下を向いた。

大根っぷり(・・・・・)は変わってなかった。


以前は手を振っていたそうだが、ある時相手に当たってしまい、申し訳なくて今のスタイルになったらしい。


それから、男の演劇を観ることに、エレオノーラの所作指導が加わる。


「台詞はいくつか考えておきますね。無理に顔を作らない方がかえって迫力が出たりします。相手を黙らせたいなら声も抑えて平坦に。あ、笑顔も効果的ですよ?・・・顔、強張っちゃいますね。なら、慣れるまでは道具を使いますか」


男は懐から小振りな扇を出した。

シンプルだが開くと大小の淡い花が散りばめられた可愛らしい物だった。


「学園で扇は禁止されてませんからね。ご自分でご用意されるまで、良かったら使って下さい」


目から下を隠すもよし、指し示すに使うもよし、武器(・・)として使うもよし、と男に言われて、返答に困ったエレオノーラは、困惑を隠すように開いた扇で顔を全部覆い隠した。

男はそれを見て、声を上げて笑った。


普段から扇を持ち歩き、使いなれるように。

時おり物置部屋で男とあしらいの練習をする。

教師への質問、図書室通いも毎日続けた。


エレオノーラは、泣くことと、ブツブツこぼすことをしなくなっていた。


「とても宜しいですよ。笑顔も自然になってきましたし。試しに他でやりましょうか」


()に馴れるのも大事だと言うことで、人気のない階段踊り場や廊下、講堂なんかでエレオノーラは男を相手にやってみるのだった。


「大変お上手です!宜しいですよ」


キリリ、と顔を引き締めてにっこりと。

扇で男の手を払ったエレオノーラを男はにこやかに誉める。


「はい!最近、皆さんから絡まれることが少なくなりました。ありがとうございます」


引き締めた笑顔のまま、エレオノーラはハキハキと男と喋る。





「なあ、ちょっと。お姫様のことだけど」


教材運びを手伝う男に、躊躇いがちにグンターは話しかける。

男は眉を上げて続きを促す。


お姫様(・・・)とはエレオノーラのことだ。

最近堂々としているし、講義にもしっかりついてきていると一目置かれてそう呼ばれるようになったらしい。


「聞いた話なんだが。───お姫様に叩かれたり罵られたりして笑ってる男って、お前じゃないよな?」


非常に疑いのこもった眼差しで男を見て、ちょっと腰も引けているグンター。


ちらつく変態の二文字。


しかしほぼ事実なのが厄介。


男はしゃがんで頭を抱えていた。





─────王子アードルフの恋の迷走とコリンナのエレオノーラへの嫌がらせを知り、男は情報を集め始める。

そうするうちに男が目標を変えて策略を巡らせ始めるのは、このもう少し先の話。





 

 男は学園入学時18歳という設定です。

 ロ○コンとかスト○カーとか・・・・。

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