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  作者: 新々
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04

「ねぇ、りん。一緒にごはん食べようよ」

「あのさ、凛。ちょっと宿題できたいことがあるんだけど」

「凛、この後ヒマ?」


 何かにつけて理子りこは私に絡んできた。

 理子は高校に入って知り合ったで、つき合いとしてはまだ一年半。なんの奇縁か二年生になっても同じクラスだった。

 小柄でクセ毛のショート、クリクリのと整った鼻筋はどこか犬っぽく、どこのクラスにもひとりはいる憎めないお調子者で、それゆえ男女問わず友達も多く、先輩や後輩はもちろん、先生からも好かれていた。裏表のないまっすぐな性格は嫌いじゃないけど、時々空気を読めない態度は好きじゃなかった。

 もちろんそれだけが理由ではないのだけど――。

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