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女神の殺し方  作者: Athena
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出逢い

エピローグ~第1章

僕は女神を殺した


殺したって言うのはある意味事実でもあるしある意味嘘でもある。簡単に言えばメタファーってやつだ。


女神って言うのはつまりぼくの元カノだ。未練タラタラな男が勝手に人を神格化して勝手に再生するのが今回の話だ。


第1章 出逢い

最悪な気分だ。何が最悪かって?失恋したことは誰にも言えず、無理やり家族旅行について行ったからだ。

彼女と別れた理由はよくある、他に好きな人が出来たの、、ってやつだ。 そんな時に出会ったのが元カノってわけ、タイミングとしては最高でもあるし最低でもある。


「友達になりませんか?」


スマホの通知に彼女のメッセージが出てくる 多分僕は「もちろんです」とかそんな無難な返信をした記憶があるよ。


当時僕の入れてた言語学習アプリには近所の人とマッチング出来る機能があった。 彼女はきっとそれで僕は見つけたんだと思う。 彼女はこう言ってた「留学中で独りだから友達になって欲しい」って。 今考えれば怪しさ満点、赤信号が物凄い勢いで点滅してるのが分かる。 しかし悲しいかな、傷心で心がボロボロの僕にはそんなものは見えなかった。 だから「もちろんですよ 」って返信した。


そこから毎日彼女と話すようになった。 話していくうちに色々なことを知ったよ、例えば彼女は日本語以外にも様々な言語を勉強していて、パソコンがすごく得意。 彼女の実家には犬が居てすごく懐いてくれてるってのも嬉しそうに教えてくれた。


そして僕はここで初めて確実に間違いだと言うことをする。 彼女と自分を比べたんだ。


彼女は母国語以外に何ヶ国語も独学で操る天才だった。


対して僕は? ここまで読んでくれてる人なら分かると思うが、母国語である日本語すら下手、おまけに英語も全然ダメ、学校では中国語も授業で習ってたけど、、言わなくても分かるよね? パソコンだって周りが検定の資格を取るなら僕だけ落ちっぱなし、見た目も誰が見てもチー牛と言って差し支えないレベルだ。 つまり、恋人としてはおろか友人としてもどう考えても釣り合ってないってわけ。


ただこの時はまだ付き合ってなくてあくまでも友人同士の付き合いだったから、まだ良かった。 本当の地獄はこれから始まる。

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