病彼女
わたしはマナ。
ツヨシ君の彼女です。
わたしはツヨシ君が大好き。
だって彼女だもん。
当たり前だよね。
この前ツヨシ君が熱出しちゃったの。
だからわたしも学校休んで3日間看病してあげたの。
で・・・この前ね
ツヨシ君、休み時間にわたし以外の女の子と話してたんだ。
だから
その娘始末しちゃった!!
当然だよね?
人の恋人に手を出すなんてサイテーだよね。
そういう人は生きてちゃいけないと思うんだよなぁ
そいつったら、わたしを見て頭オカシイなんて言うんだよ?
ひどくない?
わたしがせっかくナイフで苦しめないように殺してあげようとしてるのに
逃げて逃げて・・・しつこいんだよ?
刺しても刺しても!!
これだから聞き分けのないやつはキライなのよ!!!!
この前ツヨシ君がわたしじゃない女の子と遊びに行ったの。
わたしがいるのになんで?
ツヨシ君は部活の打ち上げで大勢で行くって言ってたけど・・・
大勢だったらなおさらツヨシ君を誘惑する汚い女がいるに決まってんじゃん!!
だから
ツヨシが外出できないように
足・・・切っちゃった。
これでツヨシ君誘惑されなくて済むね!!
汚されなくて済むね!!
でも・・・
ツヨシ君
わたしから逃げようとしたんだ。
ナイフを持ったわたしを見るなり、逃げ出そうとしたんだよ。
足はなんとか切ったのに・・・
今度は腕だけで這って、電話で助けを呼ぼうとしたんだよ。
なんで?なんでなの?
なんでマナを怖がるの?
こんなに大好きなのに・・・
ツヨシ君がマナを怖がってるのはあの女たちが入れ知恵したんだよね。
女共が汚い考えを押し付けたんだよね。
わたしはツヨシ君が助けを呼ばないように両腕も切って、
声も出せないように喉も叩き潰したの。
可哀想なツヨシ君・・・
私のツヨシ君が汚れちゃったよ・・・
あの女のせいで!!!!
ツヨシ君・・・大好きだよ・・・
わたしがツヨシ君を浄化してあげる・・・
わたしの穴の中にツヨシ君の汚いモノを全部吐き出してほしくて、
わたしは手足のないツヨシ君を床に寝かせて、
ツヨシ君の上でずっと腰を振り続けたんだよ。
何日もずっとそうしてたら
ツヨシ君・・・動かなくなっちゃった。
ツヨシ君・・・ツヨシ君!!!!
ツヨシ君を生き返らせなきゃ。
ツヨシ君・・・1つになろ?
わたしは動かなくなったツヨシ君を食べちゃった。
でね、ツヨシ君・・・そろそろ生き返るんだ!!
だってたまにお腹の中でツヨシ君が動くんだよ?
ツヨシ君が生き返ったら、毎日愛してあげるんだ。
今まで以上に。
だって
彼女だもん。