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ー第3話ー

第2話を見てくださりありがとうございます。


では、第3話をお楽しみください。

第3話 ついに迷宮へ。


「今日も訓練、ご苦労様だった。

 ここ1ヶ月で、お前達も十分成長した。

 ドラゴンにも勝つと言っても過言ではない。


 そこで、だ。

 

 お前らは今日で、訓練は終了、そして

 明日の明朝に迷宮に行ってもらう。」


「も、もうですか?まだ足りないような、、、」


「いや、もう大丈夫だろう。お前らはもう強い!!

 ここに来たときとは違う!!

 今日はたくさん食べて、明日に備えてくれ!!」


  「「「「「「うおおおおお!!!!」」」」」」


ドラゴンにも勝つって本当かよ。

本で読んだが、飛行機が飛ぶぐらいの高さまで飛行し、翼で、桜の木の様な太い木おも倒すの力を持つ。それに、炎も体力の余す限り吹ける。肌だって硬い。


そんなやつに俺らが勝てる?

はっ、嘘だろ、笑える。

もしかしたら、あいつらが俺らを捨て駒としてとりあえず育てた?とか?


んなわけねぇか、

こんだけいろいろ尽くしてもらってるしな、、


あいつらがあーだこーだ言う前に、早く退散するか、


ガッッッ

ガッシャーン


「お前、何一緒に食おうとしてんだ?お前は、今日も昨日も、いや、この1ヶ月俺らの足手まといだったんだから、お詫びの一言もねぇーのかよ!!


 それに、一緒に食おうなんておこがましいんだよ!!」


俺を椅子ごと蹴り倒して、机にあった、皿が割れた。

周りは人で隠れていて、国王から見れない。 


「ガハっっっ」


「早く出て行け」


「言われなくても、、、出ていこうとしていたっ」


蹴られた横腹に手を当てながら、大食堂を後にした。



就寝室に戻る前に、中庭で涼んでから行くか、、。


今日は気持ち良い風が吹いている。

良い匂い、、あ、花壇の花か、、。

この世界の花は特に香りが強く、少し離れていても香りが漂う。


さっきの怒りも中和されたな、、、


「ガウッ」


「ん?お前、、、あの時の!!!」


ベンチに目を瞑りながら座っていたら、急にふわふわした物が足に当たった。


目を開けると、そこには昼間の訓練で油断した俺を助けてくれた、あの大型犬がいた。


「お前、、あの時の犬か!まじで助かった!!ありがとう!」


「グルルル」


「よしよし、、、お前は強いんだな、、、俺は、、」


俺は、あいつらよりも下か。


どんなに頑張っても、あの役職を持ってるやつには敵わない。


ちっ、、、なんでだよ、、。


神様が決めた?


そーいえば、神様も本とか映像とか見る限り人間の形してたよな?


んじゃあ、敵だな。


人間全員、俺の敵だ。


(よしよし、、、闇のオーラが出てきたな、、)


「ガウッ!!」


(ちっ、、せっかく良いところだったのに)


「わりぃー、考え事してたわ。

 そいや、、お前、なんでそんなに俺に懐いてるんだ?」


魔物っちゃー魔物だよな、、。

このの資料を見る限り、犬なんてもん、いや、現実世界の様な動物はいなかった。

何かしらの魔力を秘めた獣だ。


しかし、すごく懐いてる。


「よしよし、、可愛いなあ。

 お前、名前決めてやる。そうだなあ、、

 白くて、とても綺麗だ、、、


 よし、お前の名前決めたぞ!


          “真珠” だ!!!

「うわっっっ」

名前を与えた瞬間、真珠が光り出した。


そして、可愛い風貌から、勇ましい姿になった。


「ありがとう。真珠か、とても良い名だ、、、。」


「はっ??お前、、話せるのか??」


「名をもらった魔物は、名を与えた人の魔力によって進化する。私は大きさは変わらず、顔つきが変わりと話せるようになったのだ。」


「へぇ、、、すごいな、、」


「そして私は、あなたと主従関係を結んだことになる。」


もし仮に結んだとして、明日の迷宮探索に連れて行ければ、まだマシになるのかもしれない、、、


「なぁ、真珠。明日、、迷宮に探索しに行くことになっているんだが、もし可能なら一緒に来てくれないか?」


「当たり前だ。主人とならどこまでもついて行くに決まっている。」


「本当か!すごく助かる、、、俺は何も力を持ってないからな、、、」


「(いや、主人様の察知能力は獣レベルを遥かに超えている。なぜ、それに気づかないのか、、。それだけで勝敗が決まるといっても過言ではない。)」


「よし、じゃあお前の能力はなんだ?何が使える?」


「私は、ジャンプ能力、噛みつき、威嚇ですね。ステータスと言ってくださえば、私の能力が見れます。」


「ステータス」

へぇ、、、かなりレベルが高いな、、、

他の魔物と比べても、秀でている。


種族は、、

「お前、ビャクシルウルフだったのか!?」


暗かったから、よく見えなかったが、額の模様といい、この顔つき、、確かにビャクシルウルフだ。ビャクシルウルフは、絶滅危惧種にも認定されている貴重な魔物だ。そこらの魔物とは頭脳が違う。そして、運動能力も。


「でも、今は真珠という名があります。そして、主人様の力で言葉も話せます。普通のビャクシルウルフとは違います。」


「そんなものなのか、、、」


「では、明日」


「お前はどこに行くんだ?」


「私は、ここにいては色々と面倒だと思いまして、明日、迷宮前おります。」


「そうか、では明日、迷宮前で。

 ありがとう、よろしくな、真珠。」


「はい、、では。」


軽々しい足取りで、塀を飛び越え、消えていった。


これで、明日は何とかなりそうだな、、。



次の日。


「よし、お前ら今から迷宮に行く。十分な体力も魔力も持っている。しかし、未開の地に行く。地図なんてもんはない。だから、警戒を怠らないように。」


「「「「「「はい!!!」」」」」」


「お前ら以外にも、我が国の兵士や魔道士を連れて行く。心強いことだろう。では、幸運を祈る!よろしく頼んだぞ!!」


「「「「「「はい!!!」」」」」」


ついに、、、か、、、


迷宮前に着くと、どこからか真珠が飛び出てきた


「魔物だ!!!みんな、配置につけ!!」


「おれがやる!! どけっ!!」


「待て! これは俺の使役だ。魔物ではない!!」

ガルルルルッ


「はっ、無能だからそんな小物の魔物を従えたか。

そうでもしないと、お前はただの魔物の餌と同然だからなあ?笑笑」


まあ、額の模様や顔つきからみて、ビャクシルウルフとはわからないのか、、、


「主人様、こいつら、やってもいいですか?」


「だめだ、「けど、、「だめだ、後々めんどくさくなる」


「何、ごちゃごちゃ独り言ほざいてんだ?きめぇーなあ」


「っっっ」


「ちっ、またその目かよ。うぜぇーなああああ!!!」


「裕也殿。何をしておる。迷宮に入るぞ。」


「くっ、、」


隊長がいるから、まだマシか。


そう言えば、、


「真珠、お前の声は他に聞こえないのか?」


「はい、主人様以外の人間が聴けるようなレベルがいる訳ないではありませんか」


「レベルって、俺のレベルあいつらよりも全然低いぞ」


「そんな訳、、主人様の魔力は「おいっ!!無能が!!耳まで無能になったか??

お前は先頭なんだよ!!さっさと行けっ!!!」


っっっ

うるせぇ、、なあ、、、



俺と真珠が並んで先頭で進んでいった。


途中、さまざまな魔物や仕掛けが俺らの進行を妨げた。


しかし、真珠の活躍はもちろん、裕也らの集中攻撃や、他のクラスメイトの魔法技術、兵士の力で難なく進み、49階層まで降りてきた。



やっぱ、他のクラスメイトと比べると裕也、勇人、将也の3人のレベルは違うな。


この3人以外とグループを組んだことはないから、全然知らなかったけど、、


次が、50階層か、

切りのいい数字って何かしらの仕掛けがあるはずだ、、、


「主人様?」


「あぁ、今行く」


今のところ、負傷者はいないみたいだ。

しかし、魔力、体力共に少し落ちてるな、、、。

みんな、息するスピードが速い。


「なあ、一回ここで休まないか?」


「はあ?無能ごときが、何ほざいてんだ?ああ?」


「次は50階層だ。また何かしらの仕掛けが必ずある。ここまでノンストップでやってきたんだ。休んだっていいだろ?」


「ただお前が楽したいだけなんじゃないのか?何も貢献してないしなあ??」


ガルルルルッ


「ちっ、、、なんだ??こいつ??俺の剣で殺してやろうか??ああ??」


「こいつ、、やってもいいですか?主人様。」

「やめとけ、無駄に体力を消耗するだけだ。わかった、先に進もう」


「最初からそうしとけよ、無能やろうが」


50階層目、、、


ガタ、、、ガタガタガタ


「じ、地震か?」


「暗くて何も見えない、、、」


キラッ


はっ、、、今のは目か?!


「下がれ!!!!」


「天の光よ、降り注げっ」


「な、、なんだこれ、、、」


そこには、大蛇と呼ばれるほどの大きな大きな蛇の巣だった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ありがとうございました!


投稿の仕方、、、あってますかね?


では、また次回もお楽しみに。

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