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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

現代のドナドナ

作者: FrRolla

電車を外から眺めた時それはただの貨物のように人が詰められているのでは?と考えて出来た作品です。


昔、とある人と話してた時にそんな話になりずっと頭に残っていたキーワードを文章化しました

皆さんはドナドナという曲を知っているでしょうか?


著作権的な意味合いで詳細は伏せますが簡単に言うと


荷馬車に馬が揺られていく歌です、


それだけ聞くと馬を売るのかなくらいですが


実際は子供を売りに出している風景を表していると言われています。


そこでふと満員電車を思い浮かべた。


満員電車に乗っている自分を対比してみた時これは似たようなものではないかと…


サラリーマンのKは満員電車に揺られていた、


そして自分の顔を見るととても疲れている中年の顔をしていた


そして周りの顔を見渡しても誰一人楽しそうな顔をしてる人は誰もいない


彼は昔、音楽の時間で聞いた「ドナドナ」という曲を思い出した。


あの曲は奴隷が揺られていく歌だったが


自分も会社という権力を持ったものの奴隷だったのではないかと…


彼は何も考えないサラリーマンだった


思考が停止している日本の多くのサラリーマンの1人だったことを自覚した


彼は電車内で悲しくなった


それほど強烈にしかし明確に奴隷なのだと感じてしまったのだから


彼は次の駅で電車を降り


そしてその直後線路に身を投げた

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