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序章
長編は初めてなのでよろしくお願いします!!
2010年3月5日
いつものように家をでる彼は空を見てこう思った、
(今日は雪じゃないのか、それはそれでいいか)
そう思いながらいつもの道を歩いていた。
この時はまだ知る由もないこれから起きる不可思議な出来事を。
家から学校までは約20分かかる道のりでいつも一人で歩いて通学していた。
親の転勤で千葉県から北海道に来てまだ一年弱、友達はいるが家が逆方向なため通学はいつも一人。
ただ学校では楽しく過ごしている、友達に恵まれいつも笑いあったりしている。
勉強は可も無く不可も無くといった感じで成績は真ん中より少し上辺り、運動は好きで何でもやる。
上手い下手でいえば強いて言えば少し上手い具合だ。
こんな平凡的な彼が今回の主人公である。
そんな彼を下校途中不可思議な出来事が襲う。