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ダンジョンリフォーマー  作者: アスムン
箱とダンジョン
6/7

馬車の旅

第6部 馬車の傭兵は姉御肌

 ミナが仲間になって、王都で少しの給付を王様にもらった後に次の町に向かうべく馬車の駅へと来ていた。

「お兄さん馬車っていうのは?」

「あぁ、ミナは知らないのか」

 ミナはローブを着て、顔だけ出ている状態になっている。羽やしっぽが見えていてはやはり、問題になるということで、しらすが出した魔法のローブで隠しているのだ。

「馬車っていうのは…… ええーと、馬で人を運ぶもので」

「へぇー、お馬さんですかぁ…… 近くで見るのは初めてです」

 基本は塔に住んでいたからな、時々飛んで狩りに行ったりしていたみたいだから、見て入るみたいだな。

「ほら来たよ」

 駅で待っていると馬車がやってくる。

「とうちゃーく、とうちゃーく」

「お馬さんです! 大木ですよお兄さん!」

「ミナ、ほら乗るぞ」

「はい!」

 ミナと一緒に馬車に乗る。

「この馬車はダラスまでいくんですか?」

「あぁ、最終到達地点はダラスまでいきますよ。お客さん取りあえずお金は先払いでお願いします」

「はいよ」

 二人分のお金を馬車の御者に預ける。

「まだ、出発しないんですか!?」

「はっはっは、お嬢ちゃん楽しそうだね」

「はい! 初めてなんです!」

「そうか、なら遠くに行くのは初めてかな?」

「よく空をと……」

「うわぁぁぁ!」

 すぐにミナの口をふさぐ。

「空を飛ぶ?」

「そんなわけないじゃないですか! あれですよあれ。聞き間違いですよ」

「っそ、そうだよね」

「んーんー」

「あ、ごめん」

 ミナの口を長いこと塞いだせいで、ミナは苦しそうにしていた。

「お兄さんヒドイです!」

「ごめんごめん。ミナ、竜人だってばれちゃいけないんだから言動には気を付けろよ」

「あ! そうでした!」

 はぁ。なんとかごまかしたお蔭で何とかなったな。ミナはまだ普通の生活に慣れていないのだから今後もサポートは必要だろうな、そこは俺がしっかりしないと。

「お兄さんお兄さん」

「ん?」

「まだ、動かないんですか?」

「そういえばそうだな…… おーい、まだですかー?」

「あぁ、もう一人来るからねその人が来るまでまってよ」

「はぁ」

 馬車の予約とかってあるのか?

「馬車って儲かるんですか?」

「あぁ、これね基本行商する時のついでだから、これを本職にしてるって人はほとんどいないんじゃないかなぁ」

「そうなんですか」

「一応駅みたいなところもあるけど、お客さんがいるのも珍しいからね」

「へぇ」

「俺はダラスの方から服とかの伝統品をこっちにもってきて売ってるんだけど、今から商品を入荷しにいくとこなんだよ」

「だから、荷物は馬車に乗ってないと」

「そうだね、入荷する時ぐらいしかこういう商売は出来ないからな」

 ふむ。知らないことは世の中にはたくさんあるんだな。学校の勉強だけではそういう事はわからないままだ。大体馬車を利用するなんて、冒険者か商人ぐらいだしなぁ。

「まーだー?」

「もう少しで来る思うからお嬢ちゃん我慢してね」

「はーい」

 こういう時はミナが素直な性格でよかったと思うよ。俺の背中のこいつはひねくれ者だからな。

「いて!」

 突然背中に押されたような衝撃が走った。

「あんた。失礼なことを考えたでしょ」

「そ、そんなことないよ」

「あんまり、余計なことは考えない方がいいわよ。私はいつもあんたの後ろを取ってるんだから」

「は、はい……」

 御者やミナに聞こえないように小さな声でしらすが脅してくる。なんていうドスのきいた声で俺を脅してくるのやら、本当に味方なのか?

「おーす、おっさんまたせたな」

「遅いよ。今日はお客さんいるんだから、早くしてくれないと」

「へぇ、珍しいな」

 突然現れたのは褐色な肌の、威勢の良い女性だった。動きやすい冒険者風の服装に、身の丈を超えるような大きな大剣を背中に背負っている。

「あんたらがお客さんかい?」

「はい。ユウキ・グレイスです」

「ミナだよ」

「へぇ、小さい女の子を連れて旅をしてるなんて中々わけありそうだねぇ」

「あははは……」

 勘の鋭そうな人だな……ミナだけでなく俺もボロが出ないように気を付けないと。

「あたしの名前は、クレアっていうんだ」

「クレアさんですかよろしくお願いします」

「さん付け何ていいよ。これからどこまで来るか知らないけど長い事一緒に馬車に乗るんだから、フランクにいこうぜ」

「あぁ、ええーとそれじゃ、クレアよろしく」

「あぁよろしく」

「ミナはミナだよ。よろしくねクレア」

「はは、よろしく」

 結構威勢の良い怖いタイプの人かと思ったけど、そうでもないみたいだな。ミナとも仲良くしてくれそうだし、この馬車の旅もひとまずは安心か……

「それじゃ出発するぞー」

 御者の掛け声とともに、馬車はゆっくりと動き出す。少しずつ遠くなっていく王都の門。ここからは本当に外の世界へ旅立つなのだと実感させられる。王都であったマイ、母さん、コムル村のフラル、これで本当に当分は会えないんだな。そう思えると何だか涙がこみ上げそうで、ずっとずっと俺は遠くなっていく門を見つめていた。

「寂しいのかい?」

「え、いやそういうわけでは」

「お兄さん、寂しいの?」

「ミナ、大丈夫だよ」

 ミナの頭をやさしくなでる。今はこの子もいる、そして何時もそばにいてくれたしらすだっているんだ、大丈夫、やっていける。

「ユウキ、寂しいのは当たり前なんだ。耐える必要はないんだよ」

「クレア……」

「私は傭兵やっててね、今はあのおっさんに雇われて、この馬車専属だけどさ。昔はいろんなことをしてたもんだ」

「そうなんだ……」

「だからさ、仲間の死も、別れもあんたよりは経験してるつもりでいる」

 クレアの目は少し寂しそうに見える。目を伏せながら何かを思い出しているのか、クレアは少し黙っていた。

「そんな時は泣いた」

「泣いた?」

「あぁ、我慢しても意味がないからな」

「ミナも悲しい時は泣きますよお兄さん!」

「あぁそれでいいんだよ。ユウキもミナを見習うんだな」

「えへへ」

 クレアの柔らかそうな手になでられてミナは嬉しそうに微笑んでいた。やさしいその手は、俺なんかよりいろんなものを手にしてきて、そして手放してきた、そんな歴史を感じる手だった。

「その、寂しいですよ。いろんな人と長く会えなくなっちゃうんだから」

 馬車の窓から風景を見る。たった数分走っただけなのに俺が知っていた風景とは知らない風景へと変貌していた。

「だけど、寂しがっても意味ないじゃないか、なら嘘でも俺は前を向いていたい」

「ほんと、若いのに立派なことを言うもんだねぇ」

「立派なのは悪い事ですか?」

 少しだけッムとした。俺の言っていることは正しいことだと思っていたのに、それを否定されたからだ。物事を悪く考えるより前向きに考えるこれのどこがいけないんだよ。

「ユウキ、私たちはね心があるんだよ」

「え、あぁ」

 そんなことは当たり前だ。人間なんだからな。

「心っていうのはね偽っていると、結構疲れるもんなんだよ。体も疲れたら歩けなくなるだろ? それと一緒だよ」

「はぁ……」

「心に、正直に生きて、そしてスッキリしたら歩き出す。少し立ち止まって早く歩くのと休憩をとらずにゆっくり歩くっていうのはどっちがいいのかねぇ?」

「わからないよ。そんなこと」

「はは、そりゃそうだ。あたしもわからないからさ」

「無責任な……」

「こういうのは人それぞれってやつだよ。できれば、あんたの大切な仲間や家族には心配かけない程度の顔になりな」

「え?」

「あんた、迷子の子猫みたいな顔してるよ」

 そうなんだろうか…… 無意識に馬車の窓を見てる自分に気づいたのは、クレアのいうことを聞いてからだ。

「お兄さん、ミナに甘えてもいいんですよ?」

「ミナ……」

 ミナにも心配をかけていたのだろうか? 意識していなかったけど、俺の思いが顔にでていたのだろうか? 俺は寂しいのだろうか?

「俺には……わからないですよ。寂しい気もします、でも今更生き方なんて変えられないし」

「そうだね。っま年長者の戯言だと思ってくれ」

「はぁ……」

 クレアは大剣を腕に抱えたまま、笑っている。隣のミナの頭に手をずっと置いて、そんな落ち着いた彼女が俺より大人な気がして、なんだか恥ずかしい様な申し訳ないような不思議な気持ちになっていた。

「今日の夜には別の町につくので、いったんそこで泊まるから皆さん各自で宿をとってくださいね」

 御者の声に現実に引き戻された。クレアの言ったこと、それは今後長く旅を続けていく俺にとっては大事なことなのかもしれないな。

「あぁ、わかってるよ。ユウキたちはどうする? 勝手がわからないならあたしが一緒に部屋をとってやろうか?」

「ありがとう、俺王都から本格的に出たのって初めてだからわからなくて」

「あぁ、わかった。あたしに任せてくれ」

「クレアと同じ部屋なの?」

「さぁどうかな?」

「ミナ一緒がいい! お兄さんもクレアも一緒がいいよ」

「ミナ……それはちょっと……」

「どうして?」

「ええーと、普通男女で一緒の部屋に泊まるものじゃなくてね」

「それじゃあ、お兄さんはミナとクレアとは別の部屋に泊まるの?」

「んー、そうだな。それのほうがいいかな」

 ミナはともかくクレアと同じ部屋っていうのは精神衛生上よろしくないよな。俺も思春期真っ盛りのよき健康優良児なわけだし。

「ミナはお兄さんと一緒がいい!」

「そうなるとクレアとは別だぞ?」

「クレアとも一緒がいい!」

「はぁ……」

 意外に我儘なんだな。あの塔からようやく解放されたんだ、これぐらいの我儘聞いてあげたいのはやまやまなんだが。

「いいじゃないか、あたしはかまわないぞ」

「クレアまで……」

「やったー」

「あんたにあたしをどうこうする力はないだろうしね」

「まぁ、確かに……」

 相手は傭兵だ。俺みたいに一般人では歯が立たないだろうな。仕方ない、ミナの為にその提案に乗るか。

「わかったよ。それじゃミナあまり迷惑はかけるなよ」

「はーい」

「よかったな」

 嬉しそうにミナはクレアの方に近づき話を始める。二人供楽しそうだな。

「あんたは、会話に入らなくていいの?」

 小さく二人には聞こえないようにしらすが話掛けてきた。それに対して呟くような小さい声で俺も返す。

「別にいいよ。お前こそ当分話に入ってこなかったな」

「突然箱が喋り出したら厄介なことになるでしょ」

「まぁな」

「それぐらいの空気は読めるわよ」

「そうか」

 なんだかんだでしらすは、常識人なんだな。ん? 常識人? いやまぁ、細かい事気にしたらキリがないしいいか。クレアとミナは楽しそうに二人で会話をつづけ。俺は聞こえないように小さな声でしらすと時々会話をしていた。その間に窓の外を見ると、流れていく風景は見たことのない物で、自分の世界がいかに狭かったのかを思い知らされるようだった。

「寂しいか……」

「あんた、まだその事考えてたの?」

「あぁ、いやこれから旅の途中別れを経験していくうちにそんな事考えなくなるのかなぁって、慣れちゃうと怖いなぁって」

「ふ〜ん。人間ってのは面倒な生き物なのね」

「そうだな。今は心底そう思うよ」

「そんな事より、あんたの仕事を忘れないでよね!」

「わかってるよ……」

 しらすが居れば、もしかしたら寂しいなんて感じることはないのかもしれないな。背中に馴染んだ箱から聞こえてくる、少し厳しめの声を聞きながら、俺はそんな事を考えていた。そんな風に、思い思いのことをしていると、いつの間にか夜は更けていた。

「つきましたよ」

 馬車が止まり町についたことを御者が俺たちに教える。ミナはしゃべりつかれたのか寝ていた。

「おい、ミナ……」

「起こさなくていいよ、よっと」

 クレアがミナをなれたように抱える。大剣を背中に背負っているのでお姫様抱っこって所だ。

「すいません」

「別にいいさ。ほらついてきな」

 馬車から降りてクレアについていく。御者は馬車を別の場所に移動させていた。たぶん、馬車を置けるスペースがあるのだろう。

「ここって、宿屋とかあるぐらい大きい町なのか?」

「そうだね。あまり大きくはないけど、商人とか冒険者が旅の途中で寄るには絶好の場所があるから、宿屋とかの宿泊施設とか旅に必要なものはたいてい揃ってるんだよ」

「へぇー」

「町っていうのは、ある場所によって様々な発展をするからね。ここは王都みたいな感じではなく旅人のための町ってとこかな」

 授業では聞いたことがあるけど、実際にそういう町にいくのは初めてだな。馬車に乗るのも初めて、王都から離れるのも初めて。ミナだけでなく俺も初体験はたくさんだな。

「ここに泊まろう、あたしの顔も効くし、なにより安全だ」

「危険な宿なんてあるのか?」

「持ち物盗まれたり何てしょっちゅうさ、宿屋によっては店員が盗んで来たりするから」

「ひどいな……」

「そうでもしないと、生きていけないやつもいるってことだよ。ほら入るぞ」

 クレアに続いて俺も宿屋へと入る。あまり大きくはないものの、ちゃんとした作りだった。自分の宿屋は結構大きい方だったんだな。

「あぁ……それで……三人だ……」

 クレアは店主と今日の宿について話をしているのだろう。遠くからなので、途切れ途切れに声が聞こえてくる。

「よし、ユウキ部屋に行くぞ」

「あぁ」

 ミナを抱えたままのクレアについていく。部屋の目の前についたら、クレアの代わりに俺がドアを開け、中に入る。ベッドは二つ……

「ベッド二つ……」

「三人部屋はもう埋まっててな」

「どうする?」

「あたしがミナと寝るさ」

「でもそれじゃ?」

「ミナがどんなに小さくても、年頃の男の子と一緒に寝さすわけにはいかないだろ」

「そうだけど……」

 クレアにそこまで迷惑をかける訳には…… 今日だってミナの世話を任せて、宿までとってくれたのに……

「それじゃ、明日あたしのいう事を聞いてくれるかい?」

「え? わかった」

「よし、これで貸し借りなしだよ」

 何を言われるのかはわからないが、これ位でチャラになるなら安いもんだ。クレアの事だから、あまり無茶なことも言われないだろう。

「取りあえずは、今日はゆっくり休んで寝るんだな」

「わかったよ……」

 それから、目を覚ましたミナと一緒に夕飯を食べ、お風呂に入り、俺たちは三人で床に付いた。そして次の日。

「ユウキ、今日はあたしに付き合ってくれよ」

「約束だしないいぞ」

「そうか、じゃあ行こう!」

「あぁ」

 楽しそうにクレアは外に出ていく、しらすはミナに任せて、俺とクレアは二人でこの町を散策することになったわけだが。

「見ろこれ、こんなの誰が買うんだろうなぁ」

「激辛のおかしか…… 俺は無理だな」

「あたしも、嫌いじゃないけど、激辛はなぁ」

 二人で本当にただ散策するだけの時間だった。いったいクレアは俺に何をしてほしいのか? 謎はわからないままクレアと一緒に、町の散策を楽しむのだった。

「お昼だな」

「あぁ、どうする?」

「あそこの、カフェにいこう。あたし初めてなんだ」

「あぁ……」

 クレアは初めて会った時とは全く違う印象を受けた。はしゃぐクレアは俺と同い年の年頃の少女の様で、大人な印象はなくなっていた。

「ふ〜、久々に遊んだよ」

「ははは、でもこんなんでいいのか?」

「何が?」

「俺への命令っていうか……」

「あぁ、いいよ。あたしはこういう年相応な行動に憧れてたからさ」

「そうなのか?」

「あぁ……」

 少しクレアの表情が陰ったような気がした。だけどすぐに笑顔になって、クレアは楽しそうに話を続ける。

「あたしは、孤児院育ちでさ、そこでは年長者だったから何時もお姉さんだったわけだ」

「へぇ」

「それで、孤児院にお金を入れる為に傭兵になったって訳だ」

「そうなんだ」

「だから、こういう経験なくてね。あんたには感謝してるよ」

「あ、いや……どういたしまして……」

 クレアの笑った顔がまぶしくて、可愛くて、ついつい照れてしまう。よく考えたらこうやって、ちゃんと女性と二人っきりで出かけたのは初めてだな……

「照れるな照れるな」

「照れてないよ!」

「あっはっはっは」

 はぁ……やっぱりクレアには敵わないみたいだな…… お昼までのクレアとの、ひと時を終わり、馬車の待つ場所に二人で向かう。

「あんたみたいな箱、お兄さんの頼みじゃなきゃ捨てていくのに」

「っは! ユウキに飽きられたあんたに言われたくないわよ」

「ミナは、飽きられて何ていません!」

「ユウキもあんたみたいな、お子様より、クレアのほうがよかったみたいね」

「うるさいうるさい!」

 馬車の近くでは何時もの喧嘩の声が聞こえる。

「おい、お前ら!」

「お兄さん!」

「ユウキ!」

「喧嘩するなっていっつも言ってるだろ」

「だって箱が!?」

「トカゲの所為よ」

 はぁ…… やっぱり二人っきりにしたのは問題だったか。

「なぁ、ユウキ?」

「ん?」

「さっきから、知らない声が聞こえるけど何処からだ?」

「あ……」

 クレアはしらすの事知らなかったよな…… これはちょっとやばい状況なんじゃ……

「ええーと……」

「それは、私が説明しましょう」

 突然聞いたことのない女性の声が聞こえてきたと思ったら、馬車の中から見知らぬ女性が出てきた。

「あんたは?」

「私は、ミドナ・クーレリア。勇者の仲間の末裔の一人よ」

「お前も!?」

 馬車から突然現れた女性は、俺と同じ勇者の仲間の末裔と宣言するやつだった。こうして、俺の旅はもっと面倒になっていくのだった。


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