崖際の廃墟さん
感慨しいね気持ち悪い
飽きたら終わる冬の空
彼方へ飛んでく流れ星
ごねんせーになったポコちゃんは
なんだか気分が優れない
お腹が痛くて頭も痛い
そして昨日あかい おねしょした。
恥ずかしくてさママに言ったら
これは生理というらしい
病気でなく 身体現象
赤ちゃんの為の機能だと
ポコちゃんそこでも憤慨で
あの喚く小さな栗を産むために
なんで私が苦しむの?
妹が嫌いなポコちゃんは
体調不良にしたいけど
変わらぬ終わった子宮には
へばりついてる固定概念
お母さんが「一緒にナプキン買いに行こ」
そう言って
くれたとき
妹が泣いて居なくなる。
赤子やっぱり嫌いだな
学校で
誰かにね
共感してと
言いたいの
でもねポコちゃん友達いない
クラスで暗いポコちゃんに
わざわざ話す機会もない
それにポコちゃん行けないの
根性臆病恐怖して
勝手に一人で震えてる
その人は
殺人鬼?
そうゆう訳でもないくせに
ポコちゃん非常に恐れてる
学校に人は少なくて
昔のポコちゃんを知っている
だからねみんなポコちゃんに
わざわざ話し
かけないの
嫌がらせでも
虐めでもなく
ただ ポコちゃんがそうゆう人だと
印象持っているだけさ
自分の価値観というものは
本当早く変わってく
変わらないと思っても
単なる事で変わってく
悲しい現実無くならない
今更手だって上げられない
ポコちゃん頭いいのにね
喋った途端に振り向いて
物珍しい悲しさで
恐ろしさから考える
ポコちゃん君は独りだね
成長するとわかってく
人が
自分に与える影響を
ポコちゃんきっと知っていた
その上なんにもしなかった
断った。
全部自分がまいた種
無くならないよ羞恥の芽
可哀想な周りの目。
人は無意識残酷で
そう思ったらその通り
ただの親切
大きな拷問
ポコちゃん君は独りだね
個人的か話もさ
深い自分の話もさ
誰にも言えない悲しいね
親でもない
先生でもない
歳の近い
あの子たちと
話したいもんね。
自分で締めた首なのに
やっぱりポコちゃん被害者ヅラで
鬱陶しいね本当に
子供が自分を作るのは
親の影響も強いらしい
でもねポコちゃん自分でさ
環境のせいにもして
涙もでない悲しみにくれ
漂う数字を飲み込んで
泡になった関係に
締切日をつけて欲しい
ポコちゃんポコちゃん心臓が
バクバクバクバクなってるね
動悸がするよ病気じゃない
ウザったい振動嫌がせ
身体はポコちゃんが嫌いみたい
だからねポコちゃんお絵描きを
したかったけど紙が濡れてさ出来なくて
それでさっさと寝ちゃってね。
悲しさが
募る度
体の中のポコちゃんが
どんどんどんどん退去する。
今ポコちゃんはどこにいる
空っぽになった体を見てさ
廃墟になった心みてさ。
おやすみポコちゃん元気でね
君の味方は君だけさ