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英雄再誕  作者: 夢宮 火花
<第一章>〜修志誠編〜
6/18

第六話:黎明の扉

前回までのあらすじ:特訓し強くなった颯斗はついに黎明学園の入学試験に挑んだ。入学試験では筆記試験と別の試験者と実践形式の戦いをする実技試験を行なった。颯斗は実技試験を親友の霧島陸(きりしま りく)と共に乗り越え、無事試合に勝つことができたのであった......

颯斗「ただいま。」

修司「おかえり颯斗。試験はどうだった?」

颯斗「無事筆記も実技もいい感じにできました!」

修司「それはよかった。結果は例年通り3日後に届くか?」

颯斗「そう言ってました。」

修司「そうか、楽しみだな!」

颯斗「はい!」


〜3日後〜


颯斗「入試結果きました....」

修司「おぉ!!早く開けようぜ!」

智昭「あれだけ修行したんだ。受かっているに決まっている。」

颯斗「結果見ますね......」


〜黎明学園通知書〜

神楽颯斗様


この度は、黎明学園の入学試験にご応募いただき、誠にありがとうございました。

厳正なる選考の結果、神楽颯斗様は新入生として合格されましたことをお知らせいたします。心よりお祝い申し上げます。

明日から寮生活が始まりますので準備をし、黎明学園にてお集まりください。

今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。黎明学園でお会いできることを楽しみにしております。


黎明学園




智昭「受かったな....」

修司「よかったな颯斗!!」

颯斗「ありがとうございます!!!」

智昭「これからの道のりは厳しいぞ。だが今のお前なら乗り越えられるはずだ。頑張れよ。」

颯斗「はい!!頑張ります!!!!!!」


〜1日後〜

颯斗「今までお世話になりました!!」

修司「いつでも帰ってこいよ!」

智昭「またいつでも修行の相手になるからな。」

颯斗「ありがとうございます!行ってきます!!」



〜黎明学園〜

霧島「颯斗、受かってたのか!!」

颯斗「もちろん!霧島も受かってたんだな!」

霧島「颯斗のおかげでな!!ありがとう!」

颯斗「そんなことないよ!」

霧島「今年の合格者の人数は俺たち含めて7人なんだな。」

颯斗「意外と多かったね。」

霧島「だな。」

??「盛り上がっているところ申し訳ない。静かにしてくれ。」

霧島「誰だあの人。」

??「俺の名前は黒川健一(くろかわ けんいち)。1年A組の担任だ。そしてこっちは星野美津紀(ほしの みつき)。」

星野「星野です!!私は1年B組の担任です!!よろしくね、みんな!!」

黒川「今からクラス分けの発表を行う。そのあとは寮の説明だ。」

霧島「クラス分けだってよ颯斗。楽しみだな!!」

颯斗「うん、俺霧島と同じがいいな。」

黒川「まずは1年A組だ。1人目は神楽颯斗だ。」

颯斗「俺は1年A組か....」

黒川「2人目は如月莉央(きさらぎ りお)。」

霧島「頼む俺も入っててくれ......」

黒川「3人目は霧島陸。1年A組はこの3人だ。」

霧島「俺たち一緒だ!!これからもよろしくな颯斗!!!」

颯斗「あぁ!!よろしく!」

星野「まぁB組の人たちは誰なのか分かっちゃってるけど、紹介するね。1人目は天城蒼(あまぎ あおい)、2人目は柳瀬美桜(やなぎせ みお)。」

天城「よろしくね柳瀬さん!」

柳瀬「こちらこそ!!」

星野「3人目は鳴海悠人(なるみ ゆうと)、4人目は桐生千夏(きりゅう ちなつ)の4人です!」

桐生「鳴海君っていうんだ、よろしくね!!」

鳴海「よろしく!!」

黒川「クラスの紹介は終了だ。次は寮の説明をする。A組は俺、B組は星川の方に着いて行け。」

如月「君が神楽颯斗君ね。」

颯斗「そうだよ、君は如月莉央さんだよね。」

如月「うん!よろしくね!!」

颯斗「こちらこそよろしく!」


〜A棟〜

黒川「お前ら3人の部屋はこの3部屋だ。場所は好きに決めてくれ。」

霧島「如月さんはどの部屋がいい?」

如月「私はどこでもいいよ!!でも2人は仲良さそうだし隣同士がいいよね?」

霧島「まぁそうだな。颯斗、どこがいい?」

颯斗「俺真ん中の部屋でいいよ。」

霧島「じゃあ俺は右側にする。」

如月「私は左ね!!了解!!!」

黒川「部屋が決まったらそれぞれ荷物とかの整理しててくれ。2時間後に呼びにくる。それまで待機だ。」

3人「了解です!!!」


〜颯斗の部屋〜

颯斗『ひと段落ついたな。』

堕天『なぁ颯斗。俺、嫌な予感がするんだ。』

颯斗『嫌な予感?どういうことだ?』

堕天『なんか暗影連盟が仕掛けてきそうというか、もう近くまで迫ってきているというか。』

颯斗『そうか、まぁ黎明学園には結界が降りている。そう簡単に侵入できるはずないよ。』

堕天『だよな、だといいが........』

颯斗『ところで神聖、独術(ユニークアーツ)の開発は進んだのか?』

神聖『はい。憑依魔法(シェイド)の開発は完了しています。』

颯斗『そうか。それはよかった。』


ピンポーン

誰かがインターホンを鳴らした


颯斗「はい、今開けます。」

霧島「時間あるからB組の人たちに挨拶しに行かないか?」

颯斗「いいよ!行こ!如月さんも誘っていこう!」

霧島「そうだな。」


ピンポーン

如月の部屋のインターホンを鳴らした


如月「颯斗君、どうしたの?」

颯斗「霧島とB組の人たちに挨拶行こうと思ってるんだけど、如月さんも一緒に行く?」

如月「行きたい!!あと如月でいいよ!!さん付けはちょっと気難しい感じがする。」

颯斗「わかった。じゃあ行こうか。」

如月「うん!!」


〜B棟〜

颯斗「あ、B組の人たちじゃん!!」

天城「君は確か、A組の神楽颯斗君だよね。今回の新入生の主席枠だから知ってるよ。えっと、そちらの2人は....」

霧島「俺の名前は霧島陸。そしてこっちは....」

如月「如月莉央です!!よろしくね!!!」

天城「じゃあこっちも簡単な自己紹介するね。俺の名前は天城蒼です。」

鳴海「僕は鳴海悠人。」

柳瀬「私は柳瀬美桜、それでこっちは桐生千夏だよ!!」

桐生「仲良くしようね!!」

星野「あ、みんな集まってる!!それにA組の人も!!!ちょうどいいからここで皆んなに説明してもいい?」

霧島「大丈夫ですよ!!」

黒川「俺から説明する。この後宴会場へ移動する。2年と3年も交えた交流会だ。身支度をしたらエントランスに集合だ。それでは、解散!!」


〜20分後〜

〜エントランスホール〜


霧島「颯斗、時間ギリギリだぞ。」

颯斗「悪い、準備に手こずった。」

黒川「全員揃ったな。宴会場に入ったらそれぞれの名前が書いてある席がある。そこに座ってくれ。」


〜宴会場〜

颯斗「ここが俺の席か......」

??「君、神楽君だよね??私たちの中でちょっとした有名人になってるから知ってるよ!!!」

颯斗「そうなんですか....てか誰ですか?」

??「私の名前は白崎瑠璃(しらさき るり)。今は2年生だよ!!」

颯斗「よろしくお願いします!!ところで何で有名になっているのですか?」

白崎「それはね、入学試験で学力実技が満点で合格してきた優等生君だからかな!!」

颯斗「そこまで知られてるんですか....ちなみにそこの空いてる席って誰が座るんですか?」

白崎「あそこに立っている偉そうな子、風間朔(かざま さく)っていう生徒会長君の席だよ。」

颯斗「生徒会長って偉そうな人じゃなくて偉い人じゃないですか!!」

白崎「確かにそうかも!!もうすぐ会長の無駄に長い長い話が始まっちゃうからまた後で話聞かせてね!!」

颯斗「はい!!!」

風間「新入生の皆さん、ようこそ黎明学園へ。私は生徒会長の風間朔です。まずは、皆さんのご入学を心よりお祝い申し上げます。この学園は、ただ学問を学ぶわけでなく.....」


〜30分後〜


風間「改めて、皆さんの新しい学園生活の始まりを心から祝福し、これからの活躍を期待しています。どうぞよろしくお願いします。」

白崎「やっと終わったね。」

颯斗「長かったですね。」

風間「君が神楽颯斗君だね。」

颯斗「はい!よろしくお願いします!!!」

風間「こちらこそよろしくね!!」

白崎「じゃあご飯食べながらお話ししよっか!!」

颯斗「はい!!」


颯斗はその後の10分間、白崎瑠璃と風間朔の3人で会話を楽しんだ。3人での会話が終わった後は他学年の方達と自己紹介を交えつつ、その場を楽しんだのであった。













To Be Continued

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