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英雄再誕  作者: 夢宮 火花
<第一章>〜修志誠編〜
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第五話:入学試験

前回までのあらすじ:暗影連盟の白蓮の襲撃によって両親を失った颯斗の前に現れたのは聖剣騎士団団長、白石修司(しらいし しゅうじ)であった。彼は颯斗を保護し、白石家で匿うことに決めた。颯斗は白石家で、後の師匠となる白石智昭(しらいし ともあき)と出会う。颯斗は彼らと共に1年後の黎明学園の入学試験に向けて特訓するのであった。そして1年、厳しい修行を耐え抜いた颯斗は2人と別れをし入学試験に向かうのであった.......

颯斗『黎明学園はここか....すごいでかいな。』

堕天『昔から変わんないな。』

神聖『そうですね。』

颯斗『2人はここに来たことあるの?』

堕天『あぁ。それも同じ時期に一回。』

颯斗『同じ時期....?』

神聖『はい。私たちは元々同級生でしたので。』

颯斗『そうなんだ...』

堕天『同級生って言ったってクラスは違ったし喋ったこともないけどな。』

神聖『堕天様は昔から乱暴な方でしたので覚えています!』

堕天『そんなこといちいち覚えてなくていいんだよ。』

??「おぉ颯斗。来てたのか。」

颯斗「霧島じゃん!間に合ったんだな。」


説明しよう。こいつの名前は霧島陸(きりしま りく)。中学時代からの付き合いだ。霧島の力術は霧華(ミストフォギア)。霧島とは中学校の時の一件から仲良くなって.....おっと、この話はまた今度な。


霧島「まぁギリギリだけどな。筆記試験の勉強はしてきたか?」

颯斗「もちろん。合格する気で来てるからな。」

霧島「だよな。俺もだ。なぁ今日の実技試験、俺とチームを組まないか?」

颯斗「実技試験ってチーム戦なの?」

霧島「そうだぞ。試験内容ちゃんと見てこいよ。」

颯斗「悪い。何もかも霧島に任せっぱなしだったから.....でもチーム戦なら霧島と組みたい。」

霧島「全然大丈夫だ。じゃあ決まりだな。」

颯斗「よろしくな、霧島。」

霧島「あぁ、こちらこそ。」

アナウンス

「筆記試験の準備ができました。速やかに席に着いてください。」

霧島「行こうぜ颯斗。」

颯斗「頑張ろうな。」


〜1時間後〜


霧島「颯斗お疲れ様。ちゃんと解けたか?」

颯斗「もちろん。完全詠唱のところとか全部書けたよ。」

霧島「まじかよ。俺何も分からなかった。」

颯斗「やばいぞそれ。実技試験に願掛けしすぎじゃないか?」

霧島「まぁな。颯斗がいるから安心してる。」

??「君たちが神楽颯斗と霧島陸かな?」

霧島「そうだが、お前たちは誰だ。」

??「俺は瀬戸涼介(せと りょうすけ)。こっちは高嶺翔(たかみね しょう)。」

高嶺「よろしく。」

颯斗「あぁ、よろしく。」

霧島「それで、何用だ?」

瀬戸「宣戦布告だ。」

颯斗「宣戦布告、、、?」

瀬戸「そうだ。俺たちとお前たちで実技試験で戦おう。」

高嶺「まぁ断ったとしてもあっちのチームたちは決定しているから結局は戦わないといけないがな。」

颯斗「わかった。やろう。」

霧島「よろしくな瀬戸、高嶺。」

アナウンス

「チームが決定しました。闘技場へ移ってください。」

霧島「行こうぜ颯斗。」

颯斗「あぁ、頑張ろうな。」


〜闘技場A〜

アナウンス

「双方持ち場に着きましたか?」

瀬戸「こっちは準備万端だ。」

霧島「こっちも大丈夫だ。いつでもいける。」

アナウンス

「準備が整いました。それでは、試合開始!!」

霧島「俺は高嶺の方へ行く。颯斗は瀬戸を頼む。」

颯斗「あぁ、一撃で済ませてくる。」

瀬戸「俺の相手はお前か颯斗。」

颯斗「あぁ、だがすぐに霧島のカバーに行きたい。手荒だがこの技で決める。我が内なる氷の力よ、全てを凍てつかせる絶対の冷気となれ.........」

瀬戸「水刃(アクアスラスト)!!!」

颯斗「悠久の時を超え、氷の誓いを今ここに解き放たん。天地を覆う氷結の刃となりて、敵を永遠の静寂へと誘え。氷結覇断(グレイシャルスラッシュ)!!!!」

瀬戸「なんだこの威力.....この俺が、負けるだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

アナウンス

「瀬戸涼介、脱落。」

高嶺「はぁ?お前の仲間はなんなんだ霧島。」

霧島「俺にもあいつのことはまだよく分からん。だが俺はあいつに追いつかなきゃいけないんだ。俺も本気で行くぞ!霧刃(セラフィム)!!!」

高嶺「疾風波(エアブレイカー)!」

霧島「俺の技が消されただと。」

高嶺「俺とお前の属性の相性は俺の勝ちなんだよ。俺はお前の技を全て消せる。お前が俺の方に来た時に勝ちが見えた。まぁ瀬戸がすぐにやられたことは少々誤算だったがな。」

霧島「クソ、どう勝てばいいんだよ。」

高嶺「竜巻舞(トルネードダンス)!!!」

霧島「霧流(スプラウト)!!霧銃(ミストガントレット)!!!」

高嶺「効かないって言っただろ!!!!」

霧島「クソ、ごめん颯斗。俺、もうだめだ、、、、、」

颯斗「岩乃守護(ロック・ガーディアン)!!」

高嶺「なに????」

霧島「颯斗、、、、」

颯斗「霧島、遅くなった。俺も参戦していいか?」

霧島「あぁ。俺の攻撃はあいつの風で消される。俺の攻撃はあいつに届かないんだ。」

颯斗「霧影剣(ミスティックエッジ)は使えるか?」

霧島「使えるがまだ完成していない。」

颯斗「完成していなくてもいい。俺の焔波(フレイムウェーブ)霧影剣(ミスティックエッジ)に炎を纏わせるんだ。そしたら攻撃は届くはず。」

霧島「わかった。よろしく頼む。」

颯斗「あぁ、行くぞ!!焔波(フレイムウェーブ)!!!」

霧島「霧影剣(ミスティックエッジ)!!!!!!!」

高嶺「そんなもの消し飛ばしてやる!!!風嵐撃(ガストインパクト)!!!!!!!」

霧島「届けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

高嶺「クッソぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ.......」

アナウンス

「高嶺翔、脱落。勝者、神楽・霧島チーム!!」

霧島「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

颯斗「ナイスだ!!霧島!!!」

霧島「ありがとう颯斗!!」


〜待機場〜


瀬戸「強かったな、あの2人。」

高嶺「あぁ。でも情報は取れた。」

瀬戸「No.2112は勝負に勝ったのか?」

高嶺「勝っていたぞ。これで内部情報も掴めるな。」

瀬戸「そうだな。早く帰ってボスに報告するか。」

高嶺「そうするか。じゃあ帰ろう。







暗影連盟に。」




























To Be Continued

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[良い点] 最初はよくある異世界転生ものかと思えばびっくり!地球から見えちゃう星が舞台!唯一無二のその発想がすごく羨ましい!と思いました! 次の話に進んだときに、前書き欄に書かれているあらすじが会話…
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