第十八話:聖闇戦争-開戦-
前回までのあらすじ:対暗影連盟の作戦を企て、対戦当日を迎えるのであった。果たして、彼らの運命はどうなるのか.......
<8/1 Pm5:00>開戦
〜最前線A班〜
修司「みんな、行くぞ!!!!」
一同「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
黒川「俺たちも行くぞ!!!」
霧島「はい!!」
林道「腐燗鎖!!!!!」
グサッ
一般兵A
「グハァ...........」
一般兵B
「カハッ.......」
修司「なんだ、今の攻撃は。」
霧島「兵士さん達の半分が.....死んだ......!!!!」
林道「チッ、主戦力は減らせなかったか。」
霧島「誰だお前!!!!!」
林道「私は林道。お前らを抹消する命令の元やってきた!!!!」
堕天「俺の昇闇翼で上を飛んで行くか.....」
林道「とんでも無駄だ!!!!!闇影達のところには行かせないよ!!」
霧島「死にたくなかったらどけ!!!!」
林道「お前らに負けるとでも?殺れるもんならやってみな!!!!」
修司「お前は......」
林道「あれ、白石家の死に損ない君じゃん。」
修司「貴様が、俺の母さんを......!!!!」
林道「覚えてたのか.....母子共々私が殺してやる!!!!」
修司「神刃光閃!!!!!!」
林道「腐縛結界!!」
智昭「近づくな修司!!!!」
修司「父さん....?」
智昭「間一髪だったな。修司、冷静になれ。」
修司「はい....」
林道「1人増えたところで私は倒せない。家族全員殺してやる!!!!!」
修司「父さん、母さんの仇を取ろう。」
智昭「そのつもりだ!!!」
林道「全員あの世に送ってやる!!!!朽縄牢獄」
智昭「あいつが技を使っている時は近づいてはならん。隙を見て攻撃するぞ!!」
修司「あぁ、わかった。霧島君達、ここは俺たちが相手をする!!君たちは先に行っててくれ!!!!」
霧島「でも援護をしなきゃ....」
修司「君の援護の代わりはいくらでもいる!!!!俺らより友人、颯斗のことを救ってくれ!!!!」
霧島「.....はい!!!ありがとうございます!!!!」
黒川「行くぞ。」
堕天「あぁ。」
智昭「修司避けろ!!!!」
林道「くそ、2人だと視野が広い。」
修司「父さん、俺たちも遅れをとれない。行くよ!!!!」
智昭「おう!!!!」
修司『霧島君、どうか颯斗を救ってくれ.....』
〜最前線B班〜
神居「俺たちはここで食い止めるぞ!!!!」
風間「はい!!!」
直哉「敵の数多くないですか?」
天刃「想定より2倍も多い。心してかかれ。」
瞬刃「刹那閃光。」
鳥月「蒼羽閃光。」
一般兵C
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
一般兵D
「なんだ.....これ....」
神居「誰だ!!!!!!!!!!!」
瞬刃「私は瞬刃。」
鳥月「私は鳥月。総帥様より貴方達の抹消を下されたのでやってまいりました。」
瞬刃「さぁ、大人しく殺されなさい。」
天刃「光剣!!!」
鳥刃「ガハッ......」
天刃「瞬刃!!!!お前の仲間は死んだ!!!!次は貴様だ!!!!!!!!」
瞬刃「鳥月が死んだ....?フッ、それはどうかな。」
鳥月「月光羽撃!!!!」
天刃「.......クハッ!!!!」
白崎「天刃さん!!!!!!!」
天刃「俺は....大丈夫だ....気にするな.....!!!」
鳥月「今は大丈夫だが後に毒が身体中にまわる。いずれお前は死ぬんだよ!!!」
神居「何だと.....おい!!!!誰か解毒薬はないか?」
白崎「私、状態異常回復の独術を持ってます。」
神居「そうか、使ってくれ。」
白崎「はい!!嵐の如く状態異常を打ち払い、清めよ!激しき風よ、クレンジストーム!!!」
天刃から毒の効果が消えた
天刃「助かったぞ白崎!!」
白崎「よかったです!!!」
神居「今目の前にいる敵で厄介そうなのは瞬刃と鳥月だけだ。瞬刃は俺、北条先生、直哉君、風間君の4人。鳥月は天刃、藤原先生、日向君、白崎さんの4人。星野先生は相手を護衛している衛兵を倒してくれ!!!」
天刃「了解した!!!みんな、行くぞ!!!!!」
〜最終防衛ライン班〜
庚午「くそ、いくら倒してもどんどん湧いてきやがる....」
光永「相手の人数多すぎるだろ....」
未来「私たちは最終防衛ラインだから人数を削減したのにこんなに来られたらまずいよ。」
藤堂「そうですよね....」
月白「私たちが倒れたら後ろはもう民間人が避難してる。頑張ろみんな!!!!」
庚午「あぁ、行くぞ!!!」
〜防衛前線班〜
甚牙「久しぶりだなお前ら。」
天城「テメェは....瀬戸涼介!!!!!」
甚牙「覚えてくれてて光栄だな天城蒼!!!!しかしもう名前は違う。今の俺は甚牙だ。」
念堂「君たち知り合いなの...!!!」
桐生「あいつとは入学試験が一緒でした。」
天城「お前も暗影連盟の回し者だったんだな!!!!」
甚牙「そうだ。アイツもな.....」
天城「まさか......」
咲耶「よぉお前ら。会うのは入学試験振りだな。」
鳴海「高嶺翔......」
咲耶「もう高嶺翔じゃねぇ。咲耶だ。」
柳瀬「咲耶.....まさか暗影連盟の一員だったのか!!!」
咲耶「そのまさかだよ!!!!お前らはそれも知らずに俺たちに情報を渡していた!!!!お前らは利用されていたんだよ!!!!!!!」
風衝「知り合いか?」
柳瀬「はい。」
鳴海「入学試験の時に話したことがあるくらいですが....」
風衝「知り合いのことを殺すのは引けるよな。」
鳴海「いや、俺たちは利用されていたんです。」
柳瀬「あいつを許さない!!!!!」
風衝「そうか。じゃあ戦えるか?」
鳴海「もちろんです!!!」
風衝「じゃあ行くぞ!!!!!」
柳瀬「はい!!!」
〜最前線A班〜
霧島「霧刃!!」
堕天「裂影破!!!」
黒川「ここら辺の奴らは倒せたな。先に進むぞ!!!」
神聖「この先に敵はいません。本拠地に乗り込むなら今がチャンスです!!!」
堕天「了解。行くぞお前ら!!!」
ズサッ
霧島「誰だ!!!!!!」
如月「霧島.....黒川先生もいる.......」
霧島「如月....何のようだ!!!お前も俺らのことを倒しに.......」
如月「颯斗を助けて........」
霧島「.......?」
如月「颯斗を助けて!!!!!」
黒川「おい如月、どういうことだ?」
如月「颯斗の意思が....殺されちゃう.....」
堕天「颯斗の意思.....」
如月「私がいれば主犯のいる場所まで戻れる。だから一緒に倒して!!!!」
黒川「今更お前の言うことに従えとでも言うのか?信じられないに決まってるだろ!!!お前が....お前が颯斗を攫ったからこんな大事になってんだぞ!!!!!!」
神聖「黒川先生、落ち着いてください。中間試験後の如月さんは洗脳されていました。しかし今の如月さんは今洗脳されていないです。今の彼女は信じても良いのかと。」
堕天「いつ洗脳が戻って裏切られるかわかんないんだぞ!!!」
神聖「どんなに強い洗脳でも対象は1人まで。今、颯斗様にその洗脳のヘイトが入っているのであれば如月さんは安全です。」
霧島「如月、連れて行ってくれ。」
黒川「すまんかった如月。今の如月を信じる。俺も行かせてくれ。」
如月「わかった。行くよ!!」
<8/1 Pm7:14>暗影連盟本拠地到達
闇影「来たか.....」
霧島「颯斗を返せ!!!!」
闇影「そう簡単に返すとでも?」
黒川「返さないのであれば力づくで行くぞ!!!」
闇影「あぁいいぞ。今のお前らはこいつには勝てないからな!!!!!!」
霧島「颯斗.......」
神楽「獄光雷撃。」
黒川「ちっ、分断された.....」
霧島「黒川先生大丈夫ですか!!!」
黒川「俺は大丈夫だ。ここからは二手に分かれて戦うぞ!!!」
堕天「そうだな。その方が戦いやすい。」
黒川「俺と如月で黒幕を倒す。お前らは颯斗を取り戻してくれ!!!!!」
霧島「わかりました!!堕天さん、神聖さん。行こう!!!」
堕天「あぁ、颯斗を取り戻すぞ!!!!!!!!」
To Be Continued




