表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

貴方に守られなくても。

作者: 戯言

「お前のことは俺が守る」




目の前の男は私にこう言った。

婚約者がいるにも関わらず、私に近づいてきて愛を囁く王子様。

ヒロインなら、こんなことを言われたら涙を流して喜ぶのだろう。

そして、王子様は邪魔な婚約者を悪役に仕立て上げて、私たちの愛を永遠のものにするのだ。

誰もが納得のハッピーエンド。




なんて糞みたいなラブストーリーなんでしょう。




王子様は、私を庇護しているように見せかけて、私を支配しようとしている。

私を勝手に弱い人間だと決めつけて、別に誰からも狙われていないのに守るだなんだとほざきやがる。

そもそも、お前が私に近づいてこなければ私は婚約者から嫌がらせをされることもなかった。




お前は私のことが好きなんじゃない。

か弱い私を庇護してる自分が好きなんだ。




一緒に幸せになろう?

ふざけるな。

一緒に地獄に落ちる勇気もないくせに。




「あなたに守ってもらうほど、弱くないから。」




幸せくらい自分で掴めるので、お気になさらず。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!


もし「面白い!」と思っていただけましたら、

ブックマークや、広告下の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けますと、とても嬉しいです!


皆様からの評価を励みに、頑張って執筆していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ