ターニングポイント
初投稿です。
初めてのエッセイがこれで良いのか。
わからん、わからんが、エッセイを読んでいたら
書きたくなったのだ。
書きたいのは、自分の人生のターニングポイントについて。
私には自覚しているターニングポイントがいくつかあるが、今回はその内の1つについて書きたい。
私は高校二年生まで、いわゆる優等生という奴だった。
学業に打ち込み、学年で上位の成績を持ち
またクラス委員でありつつ、その他学内の様々な活動に参加していた。
今思い返すと、ようやるわ、と他人事になってしまうほどだ。
しかし私は高校三年生つまり受験生になってから、なんというか視点が変わった。
どう変わったのかを語る前に、なぜ変わったのかを話そう。
それは志望校に原因がある。
私はそれまで根拠なく、偏差値の高い有名大学を選択していた。
東大とかではなく、自分の届く範囲で無難な大学であったが、当時偏差値65ぐらいの大学を志望していた。
志望理由は大したものではなく何となくいろいろ学べそうな学部が多くある大学を選び、受験勉強を進めた。
そしてその目標のまま11月頃でB判定であり、合格は可能な程であった。
ある日、教室で友人と談笑していたとき、友人の1人がAO入試に合格したという話になった。
「(´・∀・`)ヘーヨカッタジャン」
みたいな感じで聞いていたのだが、
「そういや吉光は一般(受験)なんだよな。AOとか推薦にしときゃもう決まってたのにな」
と、言われた。
正確には忘れたがこんなニュアンスのことを言われた。
これに対して私は自問自答した。
そういや何故なんだろうと。
その方法を取ることは全く考えていなかった。
当時を思えば、AOはともかく推薦は選り取りみどりだ。
その場は「それもそうだなぁ、ハハハ」みたいに、はぐらかした気がする。
私は完璧主義だ。
これは今もあまり変わらないが、当時は特に。
成績が良いから偏差値の高い学校へ、というよく分からない論理が私の中にあった。
そのような自己分析を受験勉強そっちのけで数日間した。
これは何より大事なことだと自覚していたからだ。
そして志望校を考え直し、地元の偏差値48ほどの大学にした。
私はこれといってやりたいことがないことに気付いたため、とりあえず面白そうな学部を選択した。
そこは経営・経済・都市計画・教養・教育・情報・デザイン・建築・心理学などをその学部1つの中て学べるという闇鍋みたいな学部だった。
目標を定めると人は心持ちが変わると。
地頭の良さから受験勉強は以前ほどやらなくなり、同級生が必死に机に向かうなかで、私は読書、映画鑑賞、ゲームなどインドアの限りを尽くした。
その後、センター試験と前期試験を経て、無事合格した。
ここで視点が変わったことに繋がるのだが、それからの私は如何に荷を軽くしていくのかに考えがシフトした。
某古典部員の言を借りるなら、省エネというやつだ。
今までの自分を否定する訳ではない。
ただ今の自分の方が気に入っているということだ。
ひたすらに自分のメンタルに負担をかけないこと。
そして行動を最小限に抑えること。
これらはよく聞くことではあるが、私は理解していなかった。
世間一般のことではなく、個人の中の省エネ思考を理解して実行するのである。
この思考に心で理解したッ!!
ということが私のターニングポイント。
自己満足な話ですが、お読みいただきありがとうございます。
決して偏差値48の学校を馬鹿にしたいわけではありません。
私は当時、学力のみで学校を選択していたので、
視点が変わる前と後の違いを表現するために記述しました。
もし不快にお思いになる方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。