2話 だったら後者一択でしょ
まさかまさかの死んでるパターンだった!!まだ今季のアニメの最終回見てなかったのに!しかも童貞のまま...まぁ大学で留年してるようなこんなダメ男のことを好きになってくれる女の人なんてこの世にはいないしなぁ、はぁ...。こうなるんだったら旅するなりソープ行くなり色々なことをやっとくべきだった....。
『なるほど、その未練が貴方の魂をそのままこの神界に持ってきたわけですね。その....なんというか元気出してください...死んでますけど...。』
こんな下らない未練を憐れんでくれるとは、なんでいい人なんだ...。
『は、話を進めますね!今、貴方には2つの選択肢があります、1つはこのまま魂をリセットして元の世界に転生する。本来魂は死ぬ時にリセットされてこの天界にやってきます。その場合は問答無用で元の世界に転生されます。しかし貴方はその執念で魂の記憶を保ったまま天界に来ました。そのような強い魂を持ったものにはもう一つの選択肢を選べるようになります。それは、別の世界で今の記憶を持ったまま転移や転生ができるんです!』
「なるほど、ならば後者一択ですね、転移か転生の時には何が特典とか付くんですか?チートみたいな。」
『ありますよ!とりあえず今空いてる世界は魔法が使える世界なので、身体能力と魔法力の伸び幅を青天井にしておきますね!それ以外で3つまで要望を叶えられますよ!』
なるほど、結構自由なんだな、だったら、
「とりあえず、病気とかで死なないならないような体にしてほしいのと、マジックバッグを下さい、」
『わかりました!とりあえず肉体の最盛期の18歳からあまり変わらないようにして即死魔法や毒を無効にしますね!マジックバックもお付けします。あともう一個、要望を叶えられますよ!』
「それならば...傘をお願いします!!!」