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第295話



・・・その仕組みが『ジョルトたち』と同じだった事が判明して、国が動き出すことになった。

裏に『犯罪組織』がいると判断されて調査に乗り出したのだ。


大小に関わらず、犯罪者名と罪状は王都に報告される。

先日の『少年少女スリ合掌団』や『装備屋(ザーニの店)乗っ取り未遂事件』なども王都に報告された。

内容を吟味の上で、少年少女は『犯罪奴隷』とする許可が出たのだ。


『乗っ取り未遂事件』の方は、いまだに解決していない。

『犯罪奴隷』になることは決まっている。

そして甘い汁を吸っていただけの『家族』たちはスリの子供たちと一緒に奴隷商人に売られた。

しかし『当事者』たちの犯した罪がまだすべて『明らかになっていない』のだ。

そのため、まだ『警備隊詰所』内で取り調べを受けている。

彼らは王都から『護送馬車』が迎えに来て、王都で厳しく取り調べを受けてから『犯罪奴隷』にされるらしい。

捕縛された者たちの中には『秘密保持』のために自殺をする者もいるのではないかと思っていたが、捕縛の際に腕に着けられる麻縄が『自殺防止』の魔法を発動しているそうだ。

ただ『自殺防止』の魔法で脱走を防止するのではないため、牢には『脱走防止』魔法が付けられている。


ザーニの店で働いていた『青髪の従業員』も『王都行き』の一人だ。

彼女の『証言』で明らかになったこの事件は、王都で公式に『証言記録』が作られるそうだ。

証言によっては罪の軽減もあり得るらしい。

そのため彼女は自ら王都行きに『サイン』した。

しかし王都では『厳しい取り調べ』が彼女を待っているのだ。

ザーニの店で捕縛された時同様、事態を『軽く(甘く)見ている』ようだった。





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