表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
245/449

第245話



露店巡りを再開していたら『少年少女スリ合掌団』が『団体さま』で戻って来る様子。

なんか、さっきより人数が倍近く増えてるし。


連中をやり過ごすために、近くの『装備屋』に入った。



「いらっしゃいませ。お客様。・・・失礼ですが身分証の提示をお願いします」



ああ。今着てる服は『一般市民の旅装』だっけ。

『ビンボー人は入るな』ってか。


普通に『銀板』を見せると、「え?銀板?!」と慌てたあとペコペコと態度を変えてきた。

・・・その態度。客に対してマジ失礼だろ。



「本日はどのような装備をお探しでしょうか?」


「んー?『魔法付与』や『魔法耐性』『魔力付与』とか付いてれば。あんまり装備っぽくないやつがいいや」



店の中を見回していたら、『鑑定』に引っかかった装備を発見!

・・・どこかで見たような水色のポンチョと白色のコーディガン。

どちらも『防刃』とか『防マヒ』とかありとあらゆる全ての『防攻』や『防魔』など、『これでもか!』というくらいに『防』がついている。

その上『防寒』や『防熱』『防塵』って・・・



「これら着てたら『無敵』じゃん」


「実は、こちらの装備は『相手を選ぶ』と言いましょ・・・うか?」




あ、ゴメン。勝手に着ちゃいかんかった?

この世界って『試着』って概念ないの?

こっちの様子を見てた店員全員がポカンと口を開けてるんだけど・・・

アレ?でもそこに『試着室』ってあるよね?



鏡の前でコーディガンを試着して、次に試着する予定のポンチョを手にしただけなのに・・・





「おおお!!!」




ん?どっかで聞いた唸り声・・・


振り向いたら『オッチャン団子』がそこにいた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ