表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/37

第6話 戦利品獲得

すいません前回街に行くと言いましたが行けませんでした。


本日2話目です。

お!この黒のローブ結構しっかりしていていいかもしれない、これも貰っていこうかな。ん?この白いのは仮面かな?顔全体が隠れるタイプのやつだ。一応貰っとこ。


「えーと、何をしているんですか?」


「ん?何ってお金とか装備を貰おうかと思ってね。」


「それって犯罪なんじゃ…」


「まぁまぁ、お金が無かったら暮らしていけないよ?それに、ずっと制服のままじゃいられないでしょ?」


「それは、そうなんですが…」


「でしょう?それじゃあこっちにある装備鑑定していってくれない?」


「はぁ…分かりました。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


という訳でこれが戦利品です!


大蜘蛛ビック・スパイダーのマント×2

・旅人の服×3

・鉄の剣×3

・黒狼の短剣

・鉄の槍×5

・狩人の弓

・鉄の矢×12

・白の仮面

・周辺の地図


大蜘蛛ビック・スパイダーのマントと旅人の服は1着ずつ分けて、黒狼の短剣と狩人の弓、鉄の矢は高嶋さんの物になり、残りは私の分になった。


後はお金だけど、高嶋さんに鑑定で調べてもらったら、お金の価値はこれくらいらしい。


銅貨:10円

大銅貨:100円

銀貨:1000円

大銀貨:1万円

金貨:10万円

大金貨:100万円

白金貨:1000万円


アジトにあったのは大金貨1枚、金貨2枚、大銀貨16枚、銀貨2枚、大銅貨3枚、銅貨5枚、日本円に換算すると136万2350円。一気に小金持ちになってしまった。


「じゃあこのお金は半分ずつにしようか。」


「あ、あの!」


「ん?どうしたの?」


何か問題でもあったかな?


「私、お金はいらないのでその、こ、これからも一緒にいてくれませんか?」


「え?それはこれから一緒に行動するって事だよね?」


「は、はい。あの…駄目でしょうか?」


「いやそんな事ないよ、そもそも最初からそのつもりだったし。」


「本当ですか!ありがとうございます!」


「いえいえ」


「じゃあ改めて、高嶋静乃と言います。よろしくお願いします!」


「えーと、……あ」


「どうしました?」


「そういえば、名前…無いんだった。」


「へ?」


それから、自分が元々は日本人だったが死んでしまい転生した事や実は吸血鬼でしたって事も話した。


「吸血鬼なんですねぇ。」


「え、驚かないの?」


「まぁ、魔法がある世界らしいので、そういうのも有りかなって思いまして。」


有りなの!?

意外と肝が座っていると言うかなんというか…


「そういう訳で名前がないんですよ。」


「じゃ、じゃあ私がつけてもいいですか!?」


「え?」


「名前です!」


「え、あ、うん」


余りの勢いに思わず返事をしてしまった。


「あの、やっぱり「シルヴァなんてどうでしょうか!」無しで…え?」


「シルヴァです!髪が綺麗な白銀なのでそれに因んで見ました!」


どうしよう物凄い、いい仕事しました!みたいな顔してる。どうやって断ろうかな…


ピコン!〈個体名を"シルヴァ"に決定しました。以降変更は出来ません。〉


「え、えぇぇぇ!!」


「どうしましたか!?」


「名前、今ので決まっちゃった…」


「よかったですね!」


そんな訳で今からシルヴァとして生きていくことになりました。ハァ…



次回こそは何があっても街に行かせます!



2017年1/24 ゴールドという単位を消しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ