表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/37

第27話 VS魔王(妖鬼)

転移が終了し初めに目に飛び込んで来たのは削れた大地だった。


うわ、これ魔王がやったのかな?

辺りを見回してみると騎士らしき人達が何人も倒れている。そしてそれをやったであろう二本の角がはえている赤毛の男の姿も見えた。妖鬼ようきの魔王かな?とりあえずこれ以上騎士の人達に攻撃がいかないように話しかけようかな。


「貴様か?」


つい、貴様か?とか言っちゃったよ!

だ、だってなんか騎士の人達が絶望した感じの顔してるから、餡蜜の恨み!とか言える状況じゃないじゃん!

もうこの口調のままでいっちゃおう!


「貴様がこれをやったのか?」


うわー!これ思ったよりも恥ずかしい!大体、魔王相手に貴様とか私は何様のつもりなんだよ!

あ、やば、間違えて覇者の威圧使っちゃった。


「あ、ああ。そうだ、なんだ?次はてめぇが相手をしてくれるのか?」


このままだと騎士の人達可哀想だし、覇者の威圧止めてっと。

うーん、元々魔王の相手をしに来たんだしいいか。


「そうだな。」


それにしても流石は魔王、今まで見てきた中でも1番強そうだ。これは少し本気でやらなくちゃいけないかな?でも本気出すには騎士の人達が邪魔だな…


「いいから撤退だ!私達では彼女の邪魔にしかならない!!」


お、なんか撤退してくれるっぽい。これはラッキーだ。ナイスだよ、なんか隊長っぽい人!


「頼む、街を救ってくれ!」


ん?なんか頼まれちゃったんだけど…

別にそんなつもり無かったのになぁ


「なんだ?さっきの奴らの仲間だったのか?」


「いや、別に餡蜜の為に来ただけだし…」


「アンミツ?そんな事よりさっさと殺り合おうぜ!」


うわ、いきなり斬りかかって来たよ…

一回距離をとって。よし、ふんっ!

背中からは翼が生え、爪が鋭く伸びる。


「あ?目が黒くなった?それに翼も…吸血鬼か?」


「正解、まぁ始祖だけどね。それじゃあ改めてやろうか。」


黒帝を構え今度は私から斬りかかるが、いなされてしまう。そのまま何回か打ち合ったがどうにも相手の方が武術では上みたいで何回か危ないところがあった。


「この程度で終わりかァ!?」


「そんな訳ないでしょ?大体、私はどっちかっていうと魔法の方が得意だしね。」


そう言って囲うように火球ファイヤーボールを放つ。

当然、妖鬼は火球ファイヤーボールの対処にあたる。

うん、まさか火球ファイヤーボールを斬るとは思わなかった、魔法障壁とかを使うと思ってたけど、まぁいいや。


妖鬼が斬った火球ファイヤーボールが地面に着弾する。そこですかさず、氷柱アイスピラーを妖鬼の足下に出す。これは流石の妖鬼も飛んでしか回避する事は出来ない。


「チッ!」


妖鬼の体が宙に浮かんだ所に地獄のヘルフレイムを放つ。

妖鬼に地獄のヘルフレイムが当たったと思ったその時、


「舐めんじゃねぇ!!!!」


斬った。

地獄のヘルフレイムを斬ったのだ。

これには驚き、妖鬼の持っている太刀をよく見てみると薄らと青白く光っている。おそらく何らかの魔法を付与エンチャントをしたのだろう。


まぁ地獄のヘルフレイムを斬られてた所で問題は無い、目的は他にあるのだから。


ドゴォォーーン!!!


爆発が起きた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜〜妖鬼side〜〜

あぁ、つまらねぇ。大きな魔力を感じたのは勘違いだったか?

こんな雑魚ども相手にしたって何にも面白くねぇ…

もっと暴れてぇ、街でも壊すか?そうすりゃあ少しはスッキリするよな?


「貴様か?」


…あの野郎いつ間に現れた?この俺が全く気づかなかっただと?


「貴様がこれをやったのか?」


ゾクッ!


な、何だ今のは…

今まで感じたことの無い感覚だ…


「あ、ああ。そうだ、なんだ?次はてめぇが相手をしてくれるのか?」


声が上手く出ねぇ、それに足が震えてる?なんだこれは?


「そうだな。」


?…震えが止まった、声もちゃんと出る。何だったんださっきのは。まぁいい、せっかく相手をしてくれる奴が出てきたんだ。今は楽しまなきゃ損だな!

なんか雑魚が話しかけてるな、仲間なのか?、


「なんだ?さっきの奴らの仲間だったのか?」


「いや、別に餡蜜の為に来ただけだし…」


仲間じゃねぇのか、それにアンミツ?まぁどうでも良いか…


「アンミツ?そんな事よりさっさと殺り合おうぜ!」


あ?なんで距離をとる?

…あいつなんか見た目が変わってねぇか?


「あ?目が黒くなった?それに翼も…吸血鬼か?」


「正解、まぁ始祖だけどね。それじゃあ改めてやろうか。」


へぇ、吸血鬼か。シソってのはよく分からねぇが珍しいんだろうな。

今度はあいつから来るか。ほぉ、結構いい腕してるじゃねーか!

そのまま何回か打ち合う。やっぱりこいつはスゲェな、何回か掠ったがここまで俺と打ち合える奴はそうそういねぇ。

だけどよ、これで終わりじゃねーだろ?


俺をもっと楽しませてくれよ!


「この程度で終わりかァ!?」


「そんな訳ないでしょ?大体、私はどっちかっていうと魔法の方が得意だしね。」


おいおい、あんだけ剣も扱えるのに魔法の方が得意って…ますます面白くなってきた!


飛んできた炎を斬って躱す。

あ?足下から音がする?魔法か!

急いで跳んで回避したが足に掠っちまった!


「チッ!」


まさか下から来るとはな…ってなんだあれ!?

あれもあいつの魔法か!そういう事か、確かに宙に浮けば身動きも取れねぇし当たっちまうかも知れねぇな。俺じゃなかったらな。


「舐めんじゃねぇ!!!!」


唯一使える属性魔法の火を剣に付与エンチャントしてデケェ火の玉をぶった斬る、あいつの方を見ると驚いていやがる。ざまぁ見ろ!俺を舐めてるからだ!!

あ?…なんであいつ笑ってやがる?


ドゴォォーーン!!!


な!?爆発だと!?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜〜シルヴァside〜〜


うひゃー、すっごいな水蒸気爆発。これなら妖鬼も無事じゃないでしょ。


それにしても上手くいった。

まず火球ファイヤーボールで地面を熱する、その次に氷柱アイスピラーを妖鬼の足下から出す。その時、氷が火球ファイヤーボールのお陰で熱くなった地面によって溶かされ水になる。


そこに地獄のヘルフレイムを当てれば水蒸気爆発が起こるって訳だ。

まぁ、まさか地獄のヘルフレイムを斬るとは思わなかったけどね。


「ははは!はははははは!まさか俺がここまでやられるとはなぁ!!」


嘘、あんだけの爆発の中にいてまだ動くか。

まぁ、私でも大丈夫だっただろうけど。


「こんなに楽しいのは久しぶりだァ!もう後先のことは考えねぇ!『覚醒』!!!」


ん?『覚醒』って私も持ってるやつだよね?それに、妖鬼の角が白から赤黒く変わってく?

なんだか今までの倍は魔力量も増えてるし…

これはちょっとめんどくさいかな?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ