プロローグ
今まで読み専だったのに、何をとち狂ったのか書いてしまいました。
文才無いですがお付き合い下さい。
遥か昔、1柱の神が一つの世界を作った。
その世界に人間等の知的生命体はいたが外敵は居らず、争い等も起こらなかった。
理由は世界を作った神が、自分の作る世界には負の感情似合わないと、人々から負の感情が湧き上がる事に負の感情を吸い取るという仕組みの世界にしたからだ。
その世界はまさに神の理想通りだった、人々は争わず、好きな時に食べて、好きな時に遊び、好きな時に眠る。そんな楽しい世界。
しかし、世界を作ってから何千年もの時が過ぎた。
ふと、見るとこの世界を作った時から全く変化がない。
このままではつまらないと思い、考えた。
そして行動を起こした。今まで吸い取っていた負の感情の塊を地上に落とす事にしたのだ。
負の感情の塊を落とすとすぐに変化が生じた。魔物とそれを率いる魔王が出現したのだ。
突然現れた外敵に人々は困惑したが、それでも魔物に対抗しようとした。
神は喜んだ。これで退屈しなくなると。
しかし、魔王の力は強大で、人々は今まで争う事も無く生きてきたので蹂躙された。
神は焦った、このままでは人間は絶滅してしまうと、そして神は規則を破った。
神々が世界に過度な干渉してはならないという規則を。神は自ら魔王の肉体と魂を分け、魂は輪廻に回し肉体は地上に封印した。
そして、地上に初めて魔物が現れてから何千年もの時が過ぎたある日、魔王の肉体に異世界から迷い込んだ一つの魂が入り込んでしまった。
しかし、神はそれに気づかないのであった。