表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/23

実験と結果

何処までが18禁になるのかが分からないので出来るだけ表現をマイルドにしてみました。そして具体的な実験描写はプロローグでやってるから外してます

悪魔に気絶させられ、恐らく連れ去られて今ここ何処だか分かりません。

多分拘束具を嵌められて寝台に乗せられているんだけど目の前にはいろんな刃物が置いてあります。

見たところ使用済みです。

部屋もなんとか見渡してみると軽く地獄絵図だね。うん。

こうあれだよね 動かないけどイチゴジャムとトマトがいっぱい塗られてる等身大人形がいっぱいいる。

あれはどうみても人形だね!頑張れ僕!自分の頭をごまかせ!

あれは人形とイチゴとトマト、人形とイチゴとトマト、にん、いち、とま、にん・・・とま

よし!段々平和な光景に見えてきた。

青白く光る液体の瓶の中でうごめいている何かとかもいるけど気にしない。


「キシャアアアアアアア!」


あれはちょっと変わったランプ、そうインテリアってやつだよ。

ほら、刃物もあれ、イチゴジャムがたっぷり入ったケーキでも切ってたんだよ。イチゴパーティだね!

いいなー、誰の誕生日だろう?


・・・


無いよね。

これ僕泣いてもいいよね?

悪魔には捕まるし、こんな所連れてこられるし、多分次どうなるのかも分かっちゃうよね。

でも、あれじゃない?

物語の中ではこういうとき脱出する糸口が良くあるもんだよね。

考えろ、考えるんだ。

まだ諦めるには早いじゃないか!


「お、目を覚ましたのかい?じゃあ時間もないし、パパッとやっちゃおうか!」


諦めました。

白い服を着たロン毛の女性と刀を差した眼帯をつけてる男が入ってきた。

いや、僕一人ぐらい逃がしてくれてもいいじゃない!

僕、誕生日まだ大分先ですよ!イチゴそんな好きじゃないし!

とりあえず命乞いをしてみます。


「えっと、何でもしますので助けてくれるという選択肢はありますか?」

「大丈夫!キミは私の実験で最強に生まれ変わるようになって人生バラ色だよ~♪ 今の所成功例がまったく無いし、しばらく成功する見込みも無いけど大丈夫だよ~♪」


話を聞いてくれないのはよく分かった。

なんだか、1.実験にする 2.実験にする 3.それともじ・っ・け・ん?

という選択肢を提示されているような気がする。

どうしよう、選ぶべきは3番かな?


「ではさっそく、麻酔も何もないけど、エンジョイしていこう!って『この世界』の人間は意外と丈夫だから大丈夫かな~?」

「医者の勇者さんよ、早くしてくれ。俺も暇じゃない」

「分かってるよ、ったくせっかちだな~。こういうのは楽しんだもんがちだよん。邪気眼どの」


隣の眼帯男が女をせかすように言う。

医者の勇者?ってなんだろう?


「邪気眼言うな!くそっ。こんな中二病まるだしのカッコいい格好しなきゃいけないんて、なんてご褒美なんだ!」

「意外と気に入ってるのね。引くわ~、よしじゃあちゃちゃっとまず腕あたりから切っていこうかな?」


そこから先があんまり思いだせないんだけど。

痛かったのは覚えてる。

何されたんだっけ?

あれ?思いだせないな?

あまりの痛さに意識も全部飛んだのは覚えてるんだけど俺生きてる?

見渡すと周りがすべて森というか山なのかな?

なんで生きてるんだろう。

さっきから腕とか足の感覚も無いし、腹も減ったな。嫌だね人生本当に。

でも良かったよ。

周りの連中みたいにならなくて。

ちゃんと下を向いて見ると自分が死体の山の上に立ってるのが分かった。

あー、やっぱり死んだと思って一緒に処分されたのかな?


ま、人間の死体とか『どうでもいいか』。


とにかく食料と水探さないとなー。

近くにあるのかな?








今回でやっと主人公が『化け物』の片鱗見せてくれた。長かったなー。

童話祭で遊び過ぎました。反省

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ