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脱出はいつも切ないなー

投稿が遅れてしまい本当に申し訳ありません。

やっと落ち着いて投稿できる環境になりましたので読んでる方もいないかもしれませんがおもいっきり書いてやります。

結果から言うと


駄目でした。


母さんと一緒に逃げようという完璧な作戦を立てたにも関わらず複数の魔族っぽいのが思いっきり家の前で待ち伏せております。

そうだよね最低でも6人行動だったっけ。


なんでこうも上手く行かないんだろうと悩みつつも、そりゃ僕だからさと納得したところで問答無用で魔族の男に腹パンを食らいました。


「臭い、汚い、顔も美しくない。私さすがにこんなの食べたくないわ」

「何言ってんだこういうのが一番酒に合うのに分かってねぇな」


腹パンを決めてきた大男魔族男Aと鏡を持った女Bがとても軽い感じで僕の処遇を決めております。

とりあえず食べられるのは確定っぽいので反撃しようとするも殴られる。ジタバタするも殴られる。噛みつこうとする前に殴られる。とりあえず殴られる。

殴られる。

殴られる。

おい ちょっとやめろ。 いや 待ってください洒落にならない。

死ぬ、本当に死ぬ!!!!


「ハント、その辺でやめとこうね」


意識が半分以上あの世に片足を突っ込んでいるときに誰かの声が聞こえる。


「その子供はもう一つの方に調度いいんじゃないかと思ってね」


あー最初にあった叔母をくねくねにしたやつか。

なんかどいつもこいつも銀髪で違いが分からなくなってきた。もう魔族V3とかでいいか。あれカッコよくない?駄目だ、殴られすぎてまともに考えられない。


「おう ファウル。遅かったじゃねぇか」

「待ちくたびれたわ」

「いやー ついつい食べごろのご婦人がいたので思わず、ね。そこの子供も『相談』する前に逃げられてしまったのだよ」


叔母終了のお知らせ。


「というわけでそこのキミ。先ほどは失礼というやつをしてしまったね。君の叔母を食べたファウル、ファウル・デモリッシュですフゴ♪ 失礼。なんで叔母か分かったかって?そんなの食べた相手の記憶も美味しくたべるのさ!いや何々命を助けたお礼等はいらないさ、ただちょっと相談があるんだよね。聞いてくれないかな?」


よく分からないんだけどまず殴られすぎて喋れないことに気づいて欲しい。


「いやー聞いてくれるのかい?いい子だねー」


いつの間にか以心伝心出きる関係になっていたらしい。こっちの言いたいことは伝わらないが。


「キミさ、食べられたくないでしょう?死にたくないでしょう?うんうん、人間素直が一番だからね♪ ということでキミには奴隷として売られて欲しいのさ。魔族もお金が必要な時代でね。 そう考えると嫌な時代だよね? いやー キミみたいな物分りがいい人は大好きだよ!!


話しが微塵も伝わってこない。というよりも意識がもうやばい。頭がクラクラする。


「ということでキミもキミの守ろうとしたお母さん、そのすべてがお買い得!ん

?特売かな?まぁどちらでいいかな。用はキミ達は売られていい存在だよね?」


あー頭が、眠いのかな、眠るか


「はい!ということで『相談』もしたしこれで問題無いでしょう。後は適当においしくなさそうな人間に同じことをすればノルマ達成ですよ。ハント、クエス、食事の続きはまた夜にね」


「へいへい」

「チェイスの馬鹿が先に味見してないでしょうね!?」



ヒロイン?予定の方が出てこない件について


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