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俺は正気に戻った!

ネット小説対象に応募すると感想を頂けると言うことでキーワード設定しました。

知るのが遅すぎたけど大丈夫かな?

微妙に体調が優れていないので投稿が遅れ気味です。

なんだろう?

何か聞こえる。


「~♪」


誰かが鼻歌を歌ってる。

綺麗な音だ。

初めて聞くメロディーだ。

凄い癒される。

いったいどんな綺麗な人が歌っているんだろうと思い目を覚ました。

目を覚まして最初に感じたことは...


臭い!すごい臭い!!


「お、起きたか。待ちくたびれたぞ」

「ひぃいいいい!!!」

「おい、どうしてそうなる?一応看病したのは私だぞ?」


僕をサンドバックにしたのもあなたです。

そして一定の距離がないと匂いがきつい・・・


「まあ、その様子だと大丈夫そうだな」

「はい?どういうことでしょう?」


何かやったっけ?

殴られたのは覚えてるんだけど記憶がちょっと曖昧だ。


「私が気絶させるまで暴走してたのは覚えているか?」

「え?暴走?」

「ふむ、炎の勇者とか名乗る奴に刺されて燃やされて怒り狂っていたが。そういえば傷とか大丈夫なのか?体の構造を理解してないから分からないが見たところ外傷もなさそうだな」


あれ?刺されたっけ?


「えっと。ほとんど覚えていないのですが」

「ふむ。記憶障害か?声からすると若そうだからそっち方面でも無さそうだし」


お姉さんが自分の世界に入り込んでる。


「よくは分からないけど僕が暴れたってことでいいのかな?」

「簡単に言えば。そして止めたのは私になるな」

「えっと?ありがとうございます?」

「どういたしまして。例を言えるのはいいことだ。そしてキミがぼろ雑巾した彼をどうするかという話になるんだが」


お姉さんが指を向けた方向を確認するとボロボロになった男が伸びていた。


「あれは僕がやったのかな?」

「そうだな。見事なベアークローだった」

「ベアー?」

「む、あー英語関連だと伝わらないのか?よく分からない法則だな異世界は」


そういえば遠いところから来たとか言ってたっけ?


「で?この良くわからん男はどうする?生憎こっちのルールや罰則とか分からんので放置してたが」

「えっとどうなんだろう?村ではこういうことも無かったし」

「ふむ。ところでキミが襲われた理由についてなんだが、過去に何か傷害をしたようにこいつは言ってたが本当か?」

「傷害・・・」


前にあった二人の男達のことかな?

あれ?でも軽く腕を握っただけのような?


「えっと、やっちゃったかもしれません」

「なるほどなるほど。それで賞金を懸けられたのか。大分見えてきたな」

「賞金?僕に賞金!?」


いつのまにそんなことに?


「それはいいとして」

「良くないよ!!」


なんで犯罪者なんかに?

ていうか賞金を懸けられるってそれって


「ちなみにこの世界というか国ではギルドとかは存在するのか?」

「うん、都市に行けば大体あると思うけど...」

「そこで登録すると冒険者になれるとか?」

「確かそのはずだよ」

「じゃあレベルとかステータスはどうだ?」

「レベル?ステータス?良く分からないけどそういう資格見たいのは必要無い筈だけど」

「なるほどなるほど。ファンタジーものではあるがゲーム要素は少ないのか?詳しいことはこの男からも聞くとするか」


良く分からない質問が多いなー。

冒険者とかギルドなら普通誰でも知ってそうなものだけど。


「よし、とりあえずそこの男を起こすが変なことはするなよ。面倒だから」

「変なことって?」

「怒って暴れないとだけ約束すればいい」

「うん?良く分からないけど分かった」

「そういえばキミの名前なんだったっけ?聞きそびれたな。確かこの男がミス・プリンセスだとか言っていた気がするが」

「その名前だけは違うと信じたい」


なんか、響きが凄い嫌だ。


「違ったか?ではなんて言うんだ?」


名前、名前・・・

僕の名前?

なんかあった気がするんだけどなんだったっけ?

あれだったっけ?


「えっと、ファウルかな?」

「何故に疑問系なのだ?」

「多分というかその名前しか出てこなかったというか」

「記憶傷害も中々にやっかいだな。ということはさっきのミスプリは賞金首の名称みたいなものかな」

「ミスプリはやめてください」


略しても嫌だ。


「いやいや、姉御。そこの化け物はミスト・フリークスだからミス『フリ』ですよ」

「そうか。って、おい」

「あ?」


先ほどまでボロボロで動かなかった男がなぜか会話に混ざっていた。

割と元気だなこいつ。

今回は展開が進まなかったなー。

炎の勇者君の名前をどうするかな。

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