プロローグ~実験~
初投稿となります。
いろいろ至らぬ点等あるかと思いますが、
生暖かい目で見てくれると嬉しいです。
今までの人生を振り返ってみても自分は決して幸運な方では無かったと思う。
でもな、 これはあんまりじゃないか?
「は~い!お目目の方もグリグリっとしましょうね。グリグリっと!」
まるで子供をあやすかのような女性の声が響いて来る。
「がああああああああああああああ!?」
「相変らずえげつねーな、なんでこれまだ生きてんの?」
「それは私が『医者』の勇者だからって何度も説明してるじゃないですか~」
自分が見ている、いや【見えていた】この光景はなんだ!?
きっと夢だろう。
そうだ夢に違いない。
だって人間がこんな状態で生きているはずが無いんだから。
「ていうか何のために四肢切断と目玉えぐってんだ?やりすぎじゃね?」
もう一人いるらしい男の方が質問をし、女が答える。
「実験ですよ。じ・つ・け・ん ぼくちゃん」
「うぜぇ」
「ふっ 凡人にはわからぬのだよ。 あ やめて無言で剣に手を掛けないで。だってー 今まではこういう遊びも出来なかったからさ~」
「これが遊びか。趣味悪っ…」
「自覚してるよ~ん」
イタイイタイイタイイタイタスケテイタイタスケテイタイイタイ
「それにこれが成功すれば大勢の人間が救われるちゃうみたいな?尊い犠牲で皆ハッピーになれちゃうてき~な?」
「まー…奴隷でなんとかなるなら安くて済むけどよ」
「てなわけでもうちょっと頑張ってね。奴隷君!君に人類の未来がかかっているのだ!って名前なんだっけこれ?」
「あー 確か…」
イタイイタイイタイタスケテイタイ助けて助けて助けて
神様どうか、どうか助けて。
「あっ あちゃーこりゃ 駄目だわこれ死んじゃうパターンだわ。では助手君よ次のサンプルカモンだよカモン」
「誰が助手だ! ったく奴隷だって安くねぇんだからすぐ使い潰すなよ」
意識が遠のいていく
「分かってるって。その分稼げばいいんだもんね!」
助けて、誰か
「ったく捨てんのも手間だってのによ」
プロローグが思いのほか描写が酷くなってしまった。
うん、でも次第にほのぼの予定