1999remember
もう誰も覚えていないかもしれないが、かつてノストラダムスという占星術師がいて、こんな予言を残した。
「一九九九年の七の月、空から恐怖の大王が降るだろう」
結果は皆の知るとおり。結局なにも起こらなかったし、あれだけ日々騒がれていたというに、今やその名を口にする者は誰もいない。
でも、あの一九九九年については、いくつか語りたい話があるんだ。
少しでも多くの人に読んでいただければ嬉しく思う。
『僕らの魔女の話』
まずは昔を振りかえろう。あの魔女の彼女との物語から。
『七不思議を撃破せよ』
もしも十年前に戻れたなら、僕らは人生をやりなおす。必ず。絶対に。
『人喰いジャックの夜』
たとえば、〝人喰いジャック〟。未だに世間をにぎわす都市伝説の怪人が、実は僕らが住んでいた北海道の片隅で生まれたことを知っているだろうか。
『あの一九九九年をもう一度』
あの年にはなにも起こらなかったように見えるが、実は降ってきていたのだ。目には見えない恐怖が、確実に。
『空のむこうに』
そこで物語が終わったとしても、僕らの人生はつづいていく。
「一九九九年の七の月、空から恐怖の大王が降るだろう」
結果は皆の知るとおり。結局なにも起こらなかったし、あれだけ日々騒がれていたというに、今やその名を口にする者は誰もいない。
でも、あの一九九九年については、いくつか語りたい話があるんだ。
少しでも多くの人に読んでいただければ嬉しく思う。
『僕らの魔女の話』
まずは昔を振りかえろう。あの魔女の彼女との物語から。
『七不思議を撃破せよ』
もしも十年前に戻れたなら、僕らは人生をやりなおす。必ず。絶対に。
『人喰いジャックの夜』
たとえば、〝人喰いジャック〟。未だに世間をにぎわす都市伝説の怪人が、実は僕らが住んでいた北海道の片隅で生まれたことを知っているだろうか。
『あの一九九九年をもう一度』
あの年にはなにも起こらなかったように見えるが、実は降ってきていたのだ。目には見えない恐怖が、確実に。
『空のむこうに』
そこで物語が終わったとしても、僕らの人生はつづいていく。
僕らの魔女の話
「僕の教室にいた魔女は」
2015/02/14 11:43
(改)
「あれは、あなたたちの仕業だったのね」
2015/02/14 20:12
(改)
「クロエは皆から恐れられていた」
2015/02/14 20:19
(改)
「幽霊を見たんだとさ」
2015/02/14 21:19
(改)
「さあ、事件のつづきだ」
2015/02/14 22:05
(改)
「猫の声が聞こえる……」
2015/02/14 23:00
(改)
「キミに三つの質問をします」
2015/02/15 00:24
(改)
「食べもので釣るなんて、ひ、卑怯よ!」
2015/02/15 09:19
「それからのキミの物語」
2015/02/15 11:20
七不思議を撃破せよ
「あなたのいた世界は楽しかった?」
2015/02/15 11:36
「これから七不思議を撃破します」
2015/02/16 21:08
「おかーさーん。おにいちゃん、頭がおかしくなったー」
2015/02/16 21:40
「クロエは意外とおっぱいが大きかったんだな」
2015/02/17 20:39
「座敷童子が去った家は、決まって滅びるらしい」
2015/02/17 22:01
「も、ももも、もう、おトイレ、いけない」
2015/02/21 16:00
「七不思議はなぜ、語り継がれるのか」
2015/02/22 11:21
「あなたは本物の幽霊を見たことがある?」
2015/02/23 22:52
「なにいってるの、おにいちゃん。頭、大丈夫?」
2015/02/24 22:44
(改)
人喰いジャックの夜
「跪け」
2015/02/26 00:11
「これはもう、九割方おつきあいしているのではないかと……」
2015/02/28 22:02
「死んだらみんな天国にいくのよ。知らなかったの?」
2015/03/02 00:37
「あなたは、あたしの王子さまなの」
2015/03/02 23:40
「うそつきの舌は切り落としてやろう」
2015/03/06 21:02
「オズ君。本当に怖ろしい人間というのは――」
2015/03/08 23:02
「相変わらず馬鹿な真似をしてるんだな、魔女さん」
2015/03/10 22:35
「……偽物だったから、だろ」
2015/03/11 22:01
「格闘技はミステリによく似ている」
2015/03/14 23:09
「――御厨クンってさ、やっぱ面白いやつだね」
2015/03/15 21:49
「嘘みたいな本当の、怖ろしい話」
2015/03/28 22:33
「三日前から、シーコが家に帰ってないらしいの」
2015/03/29 22:03
「こんなの……こんなのは、嫌だよう……」
2015/03/30 21:52
そうして深泥椎子はこの世からいなくなった。
2015/04/05 17:57
あの一九九九年をもう一度
「おまえのいない未来は、寂しかったよ」
2015/04/07 23:15
〝人喰いジャック〟の事件から一年が経った。
2015/04/11 22:04
「まさか君たちが人喰いジャックだったなんて」
2015/04/14 23:29
「あの日、あたしがもう少し強かったなら」
2015/04/17 08:08
「そんなに殺してほしいのなら、殺してやるから、さ」
2015/04/19 11:09
(改)
「人に短期記憶と長期記憶があるのは知ってるよね」
2015/04/19 13:09
「〝人喰いジャック〟を倒しに行こう」
2015/04/19 15:41
「私はこの世界と踊りつづけるわ」
2015/04/19 17:25
「じゃあ、セックスについては知ってる?」
2015/04/21 19:48
「兄さんは、黒田さんって人と仲がよかったの?」
2015/04/24 00:39
「え……? あなたにも見えるでしょう?」
2015/04/26 10:57
「なぁ、クロエ……。楽しいことなんて、未来にはいっぱいあったんだよ」
2015/04/26 22:48
「そうだね、ずっと一緒だね」
2015/04/29 09:39
空のむこうに
「兄さん、どうして泣いてるの……」
2015/04/29 15:26
「オズ君って本当に馬鹿ね」
2015/04/29 16:01
「ただいま、クロエ」
2015/04/30 11:51
(改)