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獣人メイちゃん、ストーカーを目指します!  作者: 小林晴幸
7さい:アカペラ第1初級学校の夏
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5-18.合宿の顛末



 驚きだよ!

 カニがほぼ瞬殺で全滅しました。

 ママ、すげぇ……。

 パパ、つえぇ……。

 あれから殲滅されかけたカニが援軍を呼んで、わんさと現れたのに。

 最終的に湖に潜んでいたらしいカニ(魔物)は20匹を超えたのに……瞬殺。

 おかげで湖から大型のカニ(魔物)はあらかた全滅したっぽいそうです。

 普段うちのパパに対する尊敬と崇拝っぽいものを漂わせる称賛を聞いても、「えぇあの親馬鹿がまっさか~」と内心で高をくくってたのに。

 そんなパパがこんなに強いとは……普段目にすることのない実力を存分に見せつけられて、思わず唖然としちゃうよ!

 パパは、マジで強かった……。

 メイちゃんはマジでびっくりです。

 もっと意外なのは一般的な専業主婦だと信じていたママの、秘められた実力だったけどね……!

 カニに襲われた私達はショックが大きかろうと無事に保護され、毛布で包まれてるんだけど……正直、カニに襲われたことよりもパパ達の人外じみた強さの方が衝撃的でした。


「……目標は、アレなんか」

「道は遠いね……」


 幼馴染みの2人も同じ思いなのか、なんだかぐったり……いや、げんなり?した様子で……って、なんでげんなりしてるんだろう?

 何だか物凄く嫌そうなお顔をパパにむけてるんだけど、どうしたの?

 ( →「2-9.母の未来操作術」)

 2人もパパの普段の親ばかぶりとのギャップにショックを受けてるのかな?

 実の娘のメイちゃんならともかく、2人は私よりも客観的にパパを見ていそうな気がしたんだけど……。

 まぁ実際にパパの親馬鹿はちょっと酷いし、身近に接してきた2人がメイちゃんと気持ちを共有しても仕方ないよね!


「修行、マジで今のままじゃ追いつけねぇ……」

「ヴェニ君に相談して、基礎メニュー練り直してもらおうか」

「俺、ロードワーク6倍にするわ」

「なら僕も取り敢えず6倍……いや、妹達の世話があるしなぁ」


 何故だか悩ましげな、2人の溜息が聞こえた気がしました。

 断片的に聞こえた声が修行を増やすって言っていたような……

 強すぎる親達を見て、自信が根こそぎ吹っ飛んじゃったのかな?

 その気持ちはメイちゃんもわかり過ぎるほどに、わかる。

 うん、わかるよ……このままじゃとてもとても、リューク様のおっかけ(ストーカー)なんて出来ないし!!

 ……私も、ゲームの本篇が始まる年までに、もっともっと強くならないと。

 同年代の中じゃ強い方だからって、油断するなんて以ての外!


 固く願い、強さを求めて誓って。

 私の動機は不純だけど、不純だろうが何だろうが実力が身に付けば良い。

 強さへの貪欲な欲求は、誰にも文句を言わせない。

 強く、強くなりたい。

 この気持ちだけはきっと、ミーヤちゃんやペーちゃんとも一緒だよね?

 今後も切磋琢磨して、一緒に強くなっていければ良いな……

 実力の近い修業仲間がいることがどんなに効率的か、ここ数年の修行で思い知ったもの。


「ミーヤちゃん、ペーちゃん、修行頑張ろうね!」

「お、おう……!」

「うん、僕も頑張る!」

「パパには負けないよ……あと5年で追いついてみせるもん!」

「メイちゃん、それはちょっと急ぎ過ぎだ!」

「……やっぱりヴェニ君と相談して修行計画練り直さないと……」

「ちょ……俺達も強くなるから置いてかないでくれよ、メイちゃん!?」

「うん、一緒に強くなろうね!」


 私達の強くなりたいという気持ちは一緒だと。

 私は幼馴染達の言葉に心強さを感じていました。





 保護された私達は実の親がすぐ側にいるということで、学校側に戻ることなく即座に親の手に渡されました。

 学校側としても、事件に遭遇した生徒達の心情と衝撃を考慮して直接親御さんに、ということらしいです。

 私達以外の皆……ウィリーとかマナちゃんのご家庭も連絡を受けた保護者が直接迎えに来るんだって。


 元々は1度それぞれの学校の方へ戻ってから、簡単に担任の先生とHRをやって、それから学校まで迎えに来た親御さんが一緒に帰るって形だったらしいけど……結構な人数の親御さんが事件を聞きつけてこっちに押し掛けてきてるみたい。

 私達の住むアカペラの街は湖に面した小高い場所にあるし、湖の小島で合宿なんてしてるとアカペラの街の物見櫓から観察が可能なんだって。

 保護者には合宿期間中によく物見櫓に行くグループがいるらしく、そういった面々から事件も街にも漏れ伝わっているだろうってウィリーが言っていたし。

 実際その通りみたい。

 一応事件が事件だし、心配している親御さんも続々子供の安否を確認に港まで押し寄せているっぽい。

 なので今回の合宿は学校まで戻らず、港で解散予定だそうな。

 中には都合がつかなくって港にまで来られない親御さんがいるみたいだけど、そんな子供達は担任が責任もってお家に送り届けないといけないんだって。

 ……まあ、学校行事中の事件だし、親御さんへの説明も必要だよね?

 時世が時世なのでこういう事件が起きるのも仕方ないだろうって理解がある分、前世の世界みたいなモンスターがいないことを学校の先生方は天に感謝した方が良いと思う。

 実際に多分ハイレベルな親馬鹿だろうメイちゃんのパパだって、こんな事件が起きたことの責任を学校に求めてはいないみたいだし。

 ……むしろ自分の部下さん達の怠慢だって溢してたし。

 なんか、明日から軍人さん達と警備隊の隊員さん達に特別訓練が実施されることに決まったらしいよ。

 既に領主様の裁可も取ってあるそうで、パパが直々にしごk……指導するって笑ってメイちゃんの頭を撫でてくれました。

 もう2度とこんなことが起きないようにするよ、って。

 その笑顔が物凄く剣呑に見えたのは、私の気のせいだよね……!

 成仏してね、と。

 仏なんて存在しないこの世界で、私はパパの呟きを耳に拾って死人の様な顔をする軍人さん達にそっと手を合わせました。


 まあ、そんなこんなで。

 私は学校を介さず、直接パパとママの腕に渡された訳なんです。

 

「メイちゃん、怖かっただろう……!?」

「メイちゃん、もう大丈夫よ? パパとママがこわ~いカニさん達は全部いないいないしちゃったからね!」


 そう言って、ぎゅむ~っとメイちゃんを間に挟んで抱きしめるパパとママ。

 メイちゃん、サンドウィッチ。

 というかパパ、返り血! 返り血ついたまんまだから!

 ……そういえば、カニの体液って『血』って言うのかな?

 ああ、でも魔物だし……実際のカニとはまた違うのかな?

 うん、パパがちょんぱした瞬間、ぶしゃーっと何か『血』としか表現のしようがない液体が噴水状態だったし。

 …………魔物って不思議。うん、魔物は不思議ってことで。

 

 何はともあれ、メイちゃんは愛されています。

 こうして心配して、心の傷になってないか案じてくれて。

 大事にされているって全身で感じます。(物理的に)

 私も襲われたことにはあまり動じていないつもりだったけど、やっぱり色々あって心が疲れてたのかな?

 魔物に襲われたことは前にもあるけど、あんなに強いのに、しかも複数囲まれたのは初めてだった。

 それに今回はお友達も一緒で、皆が傷つけられないかと怖かった。

 だから、パパとママの温かい腕にぎゅっとされてホッとしたのも確かなんです。

 ……というか、両親に抱っこされて安心して、そこで初めて自分が気を張っていたことに気付きました。

 やっぱりというか、なんというか……今生で、無条件に安心できる場所ってやっぱり両親の腕の中なんだなぁって。

 こんなことで実感したくなかったけど、こうして実感できて何だか照れくさいようなむず痒いような……嬉しい心地です。


「パパ、ママー……メイ、怖かったぁ」

「メイちゃん!」

「もう大丈夫、大丈夫だからね!」


 うん、本当に怖かった。

 ……主に、あなた達(パパとママ)が。

 そんなことは言わぬが花なので、黙ってますけれど。


 パパに右からぎゅっとされ、ママに左からギュッとされ。

 膝の上には弟と妹。

 そんな状態でパパの肩越しに隣を見やれば、同じ境遇のミーヤちゃんとペーちゃん……いや、微妙に違うや。

 ミーヤちゃんは私と似たような状態になってたけど、やっぱり男の子なのでそこまで熱烈ではなく。肩を抱くママさんと、お膝によじ登る妹ちゃん達。

 そしてペーちゃんの方は……命の危機(主に実母によって)を脱した弟さん達がペーちゃんの腰にぎゅうぎゅうと抱きついてはいるけれど、ママさんは何故かペーちゃんを抱きしめ……るのではなく、何やらヘッドロックかましているように見えるんだけど。

 そんな嫁さん(アマゾネス)を羽交い締めにして、息子から引き離そうとする旦那さん。

 ……あの光景は一種の修羅場に見えなくもない。

 あそこの家、本当にバイオレンスだよね……。


 私は見なかったことにして、そっと視線を逸らしました。

 そうしたら今度は目に入ってくるのは、パパ達によって爆散されたカニの死骸の山……わーお、大惨事。

 以前、ヴェニ君から聞いた話が確かなら……確か魔物の死骸って、摂取した他生物の肉体を同種の魔物に作り替えちゃうんじゃなかったっけ。

 あんなに飛散しちゃったら、知らずに口にする鳥とか小動物とか魚とかいそうなんだけど……そうしたらカニさんが大量発生?

 うわあ、勘弁。

 こんな街から程近過ぎる場所で大量発生してほしくない生き物だよ。

 これどうするのかと、殺戮の痕を築き上げた(パパ)の顔を見るけれど……


「ん、どうした? 安心して、メイちゃん。パパはここにいるよ」

 

 ………………愛娘にうっとりと相好を崩す親馬鹿しかいないや。

 親馬鹿なのはわかったから、もうちょっと後始末に本気出そうよ!

 あの飛び散りまくった肉片だのカニミソだの人の手で拾い集めて歩くのはかなりの無茶だよ!?


「パパぁ、あのカニさん、どうするの?」

「……メイちゃん、あのカニさんは食べられないからね?」

「そんなこと知ってるよぉ!? ぱ、パパ、メイのことそんなに食い意地張ってるって思ってるのっ?」


 ……以前、ヴェニ君にそんな感じの質問をした記憶はなかったことにして封殺しとこっと。うん、葬り葬り。さよなら、闇の中。

 私がそんなに遠くもない過去を棚に上げて頬を膨らませれば、パパは申し訳なさそうな顔でごめんねと一言。

 そっか、パパはメイちゃんをそんな奴だと結構本気で思ってたんだね……

 流石、実父。愛娘のことをよくわかっていらっしゃる。

 私は内心の気まずさを押し隠し、パパを不安げな顔で見上げてみる。

 

「そうじゃなくって、あのカニさん食べた鳥さんやお魚さんは大丈夫なのかなぁ……あのカニさん食べたら、カニさんになっちゃうんでしょ?」

「ああ、そのことか……確かに此処が戦場で、他に手段がなければ火を放って肉片を燃やしつくし、後顧の憂いを断つところだが……」


 ……うわあ、吃驚した。

 メイちゃんの懸念が何かピンポイントで軍人スイッチでも押しちゃったのか、途中からパパのお顔が親馬鹿じゃなくってきりっとした軍人さんのお顔になっちゃったんですけど。

 前世はギャップ萌なんて言葉があるような世界にいた私だけど、こんな急激な早変りは心臓に悪いから遠慮したいというか。

 側にいる時くらい親馬鹿の顔か軍人の顔、どっちかに統一してくれないかな!?

 途中でいきなり顔を変えられると本気で別人にすり替わったかと結構ドッキリするんだから!

 メイちゃんが内心でパパに不条理な抗議を申し立てていることになど、まあ気付くはずもなく。

 パパは凛々しい軍人さんのお顔のまま、メイちゃんの頭を優しく撫でて宥めながらお話してくれました。

 ……というか軍人モードの時は接触も何かいつもより穏やかなんだね。


「ほら、ご覧。あそこにいる白いローブの青年を」

「えっと、あの虎さん?」

「そう。金の刺繍がされた白いローブと青樹の杖は我らが神、セムレイヤ様にお仕えする神官の証だから覚えておくと良い」


 パパが指さす先には、軍属を示す腕章をつけたローブの虎獣人さん。

 獣人の血が濃いのか、頭部は完全に虎そのもの。

 虎さんが身に纏っているのは、金の糸で竜の刺繍がされた白いローブ。

 色々な意味で目に眩しいお姿の獣人さんは、確かにゲームで見た神殿の神官さん達と同じ服装だね。

 同じ服装だけど……あの衣装、細部はああなってたんだ。

 ゲームだと大体どんな格好なのか大雑把にはわかっても、そりゃ細部まではわからないしね。

 ……あんな派手な刺繍してたんだねー……。

 前世には知らなかった無駄な事実。

 普段から修行に明け暮れて神殿なんて滅多に行かないしなぁ。

 今まで知らなかった神官の派手さに、目が丸くなっている気がする。


 私が驚き、目を離せなくなっている間に。

 どうやら軍属らしい神官さんは持っていた大きな杖をキラキラとひと振り……

 え、キラキラ?

 え!?


「ぱ、パパー!?」

「よく見ておきなさい、メイちゃん」

「でもでもパパ、有り得ないよ! あのおじちゃん、『魔法』使ってるよー!?」


 有り得ません。

 こっちの世界で生まれて生きて、7年。

 私は初めて見る光景に目が釘付けです。


 獣人が、魔法を使う。


 それは有り得ないと、獣人だからこそ信じられない。

 だって獣人は、魔法が使えない(・・・・・・・)はずなのに!

 驚きすぎてひしとしがみ付く私の頭をぽんぽんと撫でながら、パパが平然としているのも納得がいかない。

 獣人が魔法を使ってるのに、なんでそんなに驚かないのーっ?


「メイちゃん、アレは一般的に言う『魔法』とは違うものなんだよ」

「じゃあじゃあなにー!? 教えて、パパ」

「あれは、『救術』。セムレイヤ様が信仰厚き者だけに行使をお許し下さった、獣人でも使うことの出来る唯一の魔法」

「えっと……結局魔法なの?」

「厳密にはちょっと違うか……。信仰心を認められ、神より加護を授かった者に神が貸し与えてくれる奇跡……といった感じのモノだな。その証拠に魔力の一切を必要としない」

「え、じゃあ制約なし……?」

「その代わり、物凄く気力体力を消耗するらしい」

「体力勝負なの!? 神秘の力なのに、体力消耗しちゃうの?」

「人間や魔人が使える『魔法』とは違って攻撃する一切の術はなく、只人には救えない窮地を救うことにのみ特化した、浄化と治癒の奇跡。奇跡を人の身で呼び寄せるのだから、本人が消耗するのは当然……だと神官たちは言っていたか」


 神の加護による、癒しと浄化の力。

 信仰心が高いことだけを条件とするその力によって、神官は魔物の影響を『浄化』することが出来るのだといいます。

 ……そういえばゲームの方で、魔物と戦っていると偶に『呪い』っていう状態異常になっちゃうことがあったんだよね。


 バッドステータス『呪い』。

 それは時間の経過と共にどんどんHPもMPも減っていって、やがて戦闘不能になる状態異常。

 しかも薬も回復魔法も効かない。

 最終的に戦闘不能になったキャラはどこかの村か町に連れて行くまで行動不能という、物凄~く怖い状態異常があったんだよ……

 どこかの町に着いた段階で、自動的に神殿の神官が癒してくれましたって表示が出て戦列に復帰するけど。

 ……いま思えば、アレって魔物の血肉がうっかり口に入っちゃったとかそんな理由から発生してたのかも。

 それを神官に浄化してもらって、やっとどうにかなる……と。

 実際にどうなのか、生まれ変わった今となっては良くわかんないけど。

 あながち間違ってもいないかも……


 思わず見入ってしまうほどに綺麗で、印象的で、衝撃的な光景。

 虎のお兄さんが使う『救術』は一見、普通の魔法みたいで。

 でもそんなことは全然なくって。

 だけど眼下の、恐ろしいほど沢山のカニの肉片に凄まじい勢いで『浄化』とやらの処理を施していくのは、凄まじい光景で。

 肉体言語に秀でた獣人には不可能だと思っていた、奇跡の具現。

 その光景は私の頭にあまりに鮮烈に刻まれて……

 

 私はこの日から暫く、目にした光景を脳裏で何度も何度も再生することになったのでした。

 だって、気になるんだもん。




 合宿の、後日。

 私達にとっては2回目となる、初級学校の試験が課されました。

 1回目のテストと比べると、若干難しくなっていたけれど……


 テストに持ち込んだ秘密兵器、算盤と!

 全然歴史や地理が頭に入らないクレアちゃんの為にドミ君が頑張ってくれた秘策、『擬人化』や『歴史小説化』による物語形式での自作テキストのお陰で!


 見事クレアちゃんは、彼女に求められる成績の最低ラインを突破……!

 一先ず首の皮が繋がる形で、留年の危機を脱しました。


 それは危機回避をお手伝いしたメイちゃんとしても、凄く嬉しい。

 すっごくすっごく嬉しいし、誇らしいんだけれど……


 正直、メイちゃんはちょっと上の空でした。

 せっかく、クレアちゃんが頑張って良い点を取ってくれたのに。

 メイちゃんの頭の中は、あの合宿以来、違うことでいっぱいいっぱいで。

 ……初めて見た『救術』の存在に、思考の大部分を奪われていたんです。





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