0-1.登場人物紹介(ネタばれあり)
登場人物紹介…ですが、普通にネタばれありです。
読まなくっても話が分からないということはないと思います。
ネタバレが苦手な人は飛ばしてください。
【主な登場人物】
メイファリナ・バロメッツ 通称メイちゃん。
白い羊獣人の女の子。このお話の主人公。
子供の武器は割と躊躇なく使うタイプ。全力でお子様満喫中。
前世で日本人をしていた記憶がある。
その頃に情熱を注いだゲームの世界に転生したことに気付く。
→ゲーム主人公一行のストーカーを志す。
ラストダンジョンでもストーカーするため、修行の必要を感じている。
女の子に夢見ちゃってる両親をハラハラさせており、心配されている。
行動力があるが、思い込んだら一直線なところがあるのでなおさらに。
ミヒャルト・ネコネネ ミーヤちゃん
白猫の獣人の男の子。メイちゃんの右二軒お隣に住む。
ヅカ系紳士の母と乙男学者の父というインテリ一家の長男。
礼儀作法はばっちりだけど、内面はそこまで紳士ではない。
メイちゃんに負けないよう、また他人への牽制のために共に修行する。
仲間内では一番思慮深くて賢いため、状況分析役を務める。
メイちゃんに片思い中で、スペードとは協定を結ぶ親友。
スペード・アルイヌ ペーちゃん
白い狼獣人の男の子。メイちゃんの左二軒お隣に住む。
狼獣人の豪胆な母と、犬獣人のへたれな父のカカア天下家庭で逞しく育つ。
ちなみに家庭内カーストは完全実力制。
メイと共にいたくて共に修行するようになる。
五感も鋭いが第六感が素晴らしく鋭く、野性の本能で生きている。
メイちゃんに片思い中で、ミヒャルトとは協定を結ぶ親友。
アルトヴェニスタ・クレイドル ヴェニ君
一見それとわからないが、白兎の獣人。
近所の道場の跡取り息子だが、道場に顔も出さずにふらふらしている。
本来は面倒見のよい性格で道場も性に合っているはず。
だが、姉に対する負い目から道場を避けている。
そんな時にメイに師匠として捕獲された。
凝り性の性格が良い方に作用して弟子の育成にはまっていくようになる。
実はゲームに出てくるキャラの一人で、主人公の仲間に出来る隠しキャラ。
それ故にチート疑惑あり。
だけどメイに捕獲されたことで、その運命から大きく逸れていっている。
【それぞれの家族】
メイちゃんの家族
父 シュガーソルトさん 黒馬の獣人。
領主に仕える軍人で異名は「ひとり機動兵」。
母 マリファルナさん 白羊の獣人。
山岳地帯出身のふわふわした専業主婦。元弓兵。
弟 ユウリリトくん ←5歳時はまだ生まれていない。
白馬の獣人。素直で甘え上手で抜け目がない。
妹 エリフェルカちゃん ←5歳時はまだ生まれていない。
黒羊の獣人。口下手で不器用で、気の弱いツンデレ。
お祖父ちゃんとお祖母ちゃん
遠い村で日々牧歌的に暮らしていて、滅多に孫に会うことはない。
だけど遠くからいつでも孫のことを思っている優しい老夫婦。
ミヒャルトの家族
父 アシュレイさん 黒猫獣人
穏やかで大らかで優しいが、嫁には何故か乙女。
母 クルシュシュさん 白猫獣人
妙な色気のある男装の麗人。当然の如く女性にモテる。
姉 ミレニアちゃん 白猫獣人
母に憧れ、母のようになる為、遠方で修行している。
妹 ユフェイネ、コーネリア 黒猫獣人
悪戯好きで甘えん坊の双子。父の涙に弱い。メイの弟妹と同年。
伯父 カルロスさん クリーム色の猫獣人
クルシュシュの実兄。かなり似ている兄妹。
伯母 ソフィアさん 人間
カルロスさんの嫁。普通に平凡な専業主婦。
従姉 エレナさん 人間
カルロス・ソフィア夫妻の長女。
従姉 クレアさん 人間
カルロス・ソフィア夫婦の次女。
スペードの家族
父 パトリックさん 白い犬の獣人
街の警備隊副総長。へたれだがやる時はやる。
母 クレシアさん 赤茶色の狼獣人
街の警備隊総長。大雑把で男前。夫に惚れ抜いている。
兄弟 ハート、ダイヤ、クローバーの3人。
スペードを合わせた四つ子(スペードは次男)。3人とも犬獣人。
ジャック、エースの2人。
スペードの3歳年下の双子。ジャックは狼、エースは犬獣人。
名前の由来:
いきなり男ばっかり4人も生まれて、名前を考えるのが面倒になった母。
その時、たまたま目に入ったのがトランプのカードだったので。
ペット アングロサクソン
ある日アルイヌ家のママがパパに似ているといって拾ってきた犬。
最初はパパと同じ「パトリック」と名付けられそうになった。
だけどそれはあんまりだということで、命名権が何故かメイちゃんに移る。
最終的に3つの候補の中から、語感が良いと言う理由でママが決めた。
アルトヴェニスタの家族
父 ヴィルトハイン 人間
道場主。厳格だが茶目っ気のある男。我が子には不器用。
母 メルンアンナ(故) 兎獣人
優しく大らかな母。不器用な家族を繋いでいた家族の要。
父の不在時に押しかけてきた道場破りに殺害される。
彼女の死が家族にもたらした衝撃は大きい。
姉 シェルトアンネ 兎獣人
実直で不器用な努力型。道場への思い入れが強い。
弟と同様、実はゲームに出てくるキャラ。
選択肢によって、彼女かヴェニのどちらが仲間になるシナリオがある。
【街のひとびと】
学校の先生
ミルフィー先生
メイちゃん達の担任の先生。珍しい魚の獣人(人魚)。
若くて優しい子供好きの先生だが、困るとすぐ涙目になる。泣き虫先生。
サリエ先生
メイちゃん達の隣のクラスの先生。ねちっこくて鬼畜と噂。
どうして学校の先生になったのか不思議なくらい。でも本当は不器用。
ミルフィー先生が好きらしい。
学校のお友達
マナちゃん
メイちゃんのクラスメイト。恥ずかしがり屋の内気さん。
ソランナちゃん
メイちゃんのクラスメイト。勝気で恋バナの好きなおませさん。
ロキシーちゃん
メイちゃんのクラスメイト。大商人のお嬢様で高飛車だけど不器用さん。
ドミ君
メイちゃんのクラスメイト。男子に振り回される学級長。
ルイ君
メイちゃんのクラスメイト。気障でミヒャルトをライバル視している。
ウィリー君
メイちゃんのクラスメイト。お調子者で要領が良く、情報通。
アドルフ君
メイちゃんのクラスメイト。典型的ジャ●アンな熊獣人。照れ屋さん。
カルタ君
メイちゃんのクラスメイト。穏やかで優しく、職人の息子で手先が器用。
ロニー君
サリエ先生クラスの学級長。爽やかだけど無意識な言動が酷い。
リカちゃん
サリエ先生クラスの学級副長。臆病でロニー君に振り回されている。
街の大人たち
ルッツ・コルベスタ
シュガーソルトの部下。貧乏くじ体質の苦労性。
エディガルド・レイ
アルイヌ夫妻の部下。よく殴られるけど頑丈な下っ端。
ハマさん
酒場の女将さん。美人で手強くて、子供好き。強面の旦那にべた惚れ。
メリーさん
酒場の親父さん。強面で頑固でこわい。女房の尻に敷かれている。
ウォルターさん
退役軍人のおじいちゃん。今は武器屋の店主で、孫馬鹿。
スィナさん
面白い話が大好きな道具屋の女主人。ウィリー君のママ。
【『ゲーム』本来の登場人物】
リューク
ゲーム本編の主人公。メイちゃんの2歳年上。
メイちゃんの永遠の憧れにしてストーカー対象の筆頭。
剣も魔法もこなす万能タイプで、古代に滅びたとされる竜の力を有する。
各種不思議な能力を有する、現実にいたら確実にチートですね、ええ。
ゲームでは陰のあるクール系美男子だが、内に熱いものを秘めた青年。
彼が無邪気でいられたのは、12歳まで。
トーラス
『斑兎』と呼ばれる老魔法使い。リュークの魔法の師匠。
リュークの成長を見守りながらも、その使命の重さを痛ましく思っている。
ゲームの序章か中盤のどちらかに、リュークを庇って死ぬ運命。
ゲームでは3周目プレイ以降にトーラスの生き延びる特定選択肢が出現する。
ラムセス
『黒豹』と呼ばれる獣人の戦士。リュークの剣術の師匠。
普段は無口だが、教えをすぐ物にするリュークの成長が何よりの楽しみ。
ゲームの序章か中盤のどちらかに、リュークを庇って死ぬ運命。
トーラスの生き延びる隠し選択肢が発動した場合にのみ、生き延びられる。
エステラ
ちょっと臆病で引っ込み思案の女の子。弓使いで、幼馴染ヒロイン枠。
幼馴染のリュークを頼りにしているが、自立を目指した努力も怠らない。
彼が普通の少年じゃないことを何となく察している。
アッシュ
リューク達の住む村のガキ大将。リュークをライバル視している。
本当はエステラと仲良くしたいが、怯えられて歯痒い日々。
ゲーム序章で行方不明となるが、後々サブイベントをこなすと仲間になる。
必ず仲間にしないといけない訳ではなく、加入させるかは任意による。
竜神セムレイヤ
神々の間に起きた戦争を経て、結果的にぼっちになってしまった神様。
現在は天界にて絶賛1人暮らしの、結果的に唯一神化。
気さくで慈悲深く、かつては獣の頂点たる竜の長として獣たちや獣人の守護を司っていた。かつては主神の抑止力を勤めたほど、力のある神様。
実はゲーム主人公であるリュークの父親であり、生き別れ中。
メイちゃんと密約を結び、ストーカー同盟を締結する。