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プロローグ
※このストーリーはバトルシーンに多少ながら残酷シーンが含まれるので、苦手な方の閲覧時は気をつけてください。
自分には信じられなかった。いや、それともこう言った方が正解なのだろうか。
信じたくなかった。
そう。目の前に存在するソイツを・・・。
何度も何度も目を擦り、目の前のソイツをイヤというほど確認したさ。でも、確かにソイツはそこに存在してるんだ。こんちくしょう。
人間というのはやっぱ便利にはできてないのな。なんせこんな時だってのに足が動きやがらないのである。
もう、ダメなんだろうか。
そう思ったってしょうがないだろ?なんせ、こんな状況なんだ。
「化け物め・・・」
辺りを目の眩むようなまばゆい光が包み込んだ。