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社会不適合者のための哲学  作者: 最内翔
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はじめに(必読

 はじめまして。筆者の最内翔です。


 これから書く記事は、ひきこもりであり、今徐々に自分を取り戻しつつある段階にある筆者の考えをツラツラと書いたものです。

 まず始めに十分に理解していただきたいのは、これはあくまで一例としての私個人の考えです。

 どれほど断定的な口調で書いてあっても、それこそが絶対の真実だということは有り得ません。

 事実は常に一つかもしれませんが、真実はいつもひとつとは限りません。


 なのできっと読んでいるうちに反感を覚えることが多々あるでしょう。

 その感覚は正しい。

 むしろ全てに納得し真実だと認識しだしたら、あなたは洗脳されかけているかもしれません。一度距離を置いて他の考えに触れるべきでしょう。


 正解が出ているわけではないのに何故文章にしているのか。

 それは私が、この文章が誰かにとっての劇薬になって欲しいと考えているからです。

 劇薬ですので、場合によっては発狂するかもしれません。今の生活を放り投げてしまうかもしれません。身近な人にドン引きされるかもしれません。


 ですがあなたの今の生活は本当に維持すべきものでしょうか?

 引きこもり、あらゆる行動が出来なくなっていた時が年単位で私にもあります。

 少なくともその時の私の生活というのは維持する価値は無かった。その時間で得たものは多いけれど、守りたいとは思わなかった。

 そういった、今の生活に不満を持っている。変えたいと思っている。違和感を感じている人に向けて書いていくつもりです。

 あなたの今の常識を否定し、解釈し、受け止めた上で肯定するための劇薬を書いていくつもりです。

 その過程で泣き喚こうが、周りに白い目で見られようが知った事じゃありません。

 徹頭徹尾無責任に、自論を述べていくつもりです。


 繰り返しますが私は自分の考えが絶対正しいだなんて思っていません。

 でも自信がありますし、一定以上の説得力もあると思っている。

 だからこそ、あなたにはこれからの記事を読んで欲しい。

 そしてそれに反発して、『あなたにとっての真実』を探って欲しい。

 ただの握りこぶしより、壁を殴った拳の方が強くその存在を感じるように。

 何かを否定し、その違いを見つめることでやっと自分が何を感じているのかを認識出来るのですから。


 私の記事を読んで、何に頷き、何にしっくりこず、何にモヤっとし、何に反感を覚えるか。

 それをじっくりと見つめてください。

 オススメはA4用紙を横に置いて、そこに読んでいて思い浮かんだ言葉をそのまま書きなぐる事です。

 誰かに見せる必要もないし、文章である必要もない。

 ただ「ふざけんな、それは違うだろ!」のように逐一書きなぐる事。

 そしてそれを読み終わった後にさっと見て、何を感じたかを振り返る事。

 そういった輪郭のはっきりした、壁打ちようの壁として利用してくれることを願います。



 また「小説家になろう」に投稿するにあたって、ジャンルはローファンタジーを選択しています。

 これは第一には目に付きやすくする為です。

 ですがそれだけではありません。


 数多のファンタジー世界を読んできたなろう読者の皆さんに、今この現実自体もそれらのファンタジー世界と同列の世界であるのだと。

 他の世界と比べて倫理観や科学からといって、特に優れた世界であるというわけではないのだと。

 人々の中に閉塞感が蔓延しているからといって、特に劣った世界であるというわけではないのだと。

 特別視せず、ただ少なくともログアウトできないこの自分が生きている世界が、どういう仕組みで回っているのかを客観的に見て欲しい。

 多少後付けではありますが、間違いなくそういう意図もありこのジャンルを選択しています。


 さぁ、そろそろ前置きはいいかな?

 じゃ、始めようか。

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