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遺跡を進む

遺跡の中の探索を続けるアレイシャ達。

三層の見えない壁を突破し四層以降へと進む。

そこから先は未知の世界であり暗闇が増え始める。

そして魔物も確実に強くなっていくのである。


「ここはどうやら壁に脆い部分が目立ちますね」

「つまり壁に穴を空けて進めって事かしら」

「魔物も襲ってきます、担当を決めた方がいいかと」

「なら腕力のあるヒルデやセクネスに任せるわ、いいわね」


そうして担当を分ける。

あとは壁を二人に破壊してもらいつつ魔物を処理し奥へと進んでいく。


「ここは攻めて行きつつだから意外と楽ね」

「そのようですね、魔物も数自体は多いものの壁のおかげで楽に処理出来ます」

「なら援護してあげるからどんどん壁をぶっ壊しなさい」

「了解です」


そうして壁を破壊しつつ奥へと進む。

すると下への階段に到達する。


そこからさらに下へと進んでいく。

次の層には何が待つのか。


「なにかしらここ」

「暗くなりつつあるものの明かり自体はあるんですね、遺跡の構造でしょうか」

「待って!アナスティア!」

「えっ?ひゃあっ!?」


突然壁から何かが噴き出した。

ヒルデが臭いからそれがそれが毒ガスだと即座に気づく。


「毒ガスですか、どうやらこの模様の前に立つと噴出するようですね」

「はぁ、驚いたわね…まさかこんな仕掛けまであるなんて」

「幸い壁の模様は見ただけで分かるわ、模様の前に止まらないように進むわよ」

「魔物の処理もしつつ…いえ、魔物にも反応するのかしら」


とりあえず毒ガスを回避しつつ先へと進む。

狭い通路も多く魔物との渋滞が起こる。


だがガスは魔物にも反応するらしくガスで弱った魔物を的確に処理する。

あとは奥に進むだけの簡単な仕事だった。


「分かってれば楽な仕事だったわね」

「魔物も強くなっているとはいえ、仕掛けを利用するのも戦術よ」

「ここから下に行けるわ、進むわよ」

「明かりはあるという事は人が入ってるのかしら?」


さらに下へと進む。

次の層は開けた場所へと出る。


「随分と開けた場所へ出たわね」

「寧ろ厄介な場所ですよ、開けているという事は…」

「前にはお約束の大群みたいね」

「この開放的な空間であの数を処理するのか、やってやるわ!来い!」


魔物がこちらに気づいたようで一斉に向かってくる。

その数は多く開けている場所という地形がその相手を困難にさせる。


「背後からは来ないけど、流石にきついわね!」

「やられないでくださいよ、アレイシャ!」

「エイル、スタミナはまだ足りてますか?」

「誰に言っているのかしら?余裕に決まってるでしょ、ヒルデ!」


近接型の四人が抑えつつそこにアナスティアとゼスフィの魔法を叩き込む。

エロイーズも早撃ちを駆使して魔物を的確に処理していく。


「はぁ、なんとか処理しきったわね」

「あとは奥に進むのみですね」

「なら急ぐわよ」

「スタミナ的にもきつくなってきたわね」


そうして奥へと進むと下への階段を見つける。

この遺跡は下に行くに連れフロアは狭くなるようだ。


とはいえ誰が作ったかも分からない仕掛けが牙を剥く。

油断せずに慎重に進むのだ。


「ここは水があるわね」

「現在は七層です、どこまであるのやら」

「あたしはきつくなってきたわよ」

「帰ったら少し豪華なマッサージでも受けましょうか」


水のあるフロアを進んでいく。

魔物も当然強くなり飛行系の魔物などまで襲い来る。


とはいえ陸地は多いので処理は容易い。

魔物を的確に処理しつつ先へと進む。


「なんとかね」

「とはいえ足の速い獣の魔物や速度に優れる飛行の魔物と厄介です」

「他にもサイクロプスとか出るものね」

「魔物のランクが明らかに高いです、ここはそういう力が強いものではないかと」


さらに先へと進んでいく。

すると下への階段を見つける。


今までもだが階段を守る魔物がいた。

今回もそれを処理して下へ進む。


「魔物が換金出来そうな宝石を持ってたわね」

「一応持ち帰りますか」

「ここから下に行けるわ、どれだけあるのかしら」

「行くのみ、ですよ」


さらに下へと進んでいくアレイシャ達。

最深部まではまだある。


一番奥で何が待つのか…。

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