表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
心の花  作者: そら
第1章
7/78

第6話

えっ、神官長あっという間の退場でした・・・。

副長のルースは、ラグゼ神殿の方角より、最初の爆音が聞こえた事を確認すると、街の要所要所に数名ずつ配置している、このニルガ傭兵団最強といわれる自分の配下である、遊撃隊第2の者に、事前に話した作戦に変更はないこと、ただし、付け加えて、


「相手はあれだ、鳥頭だ。つまらない、とか言いだし、何をしでかすかわからん!ロスが生じたと判断したら、各自その場を撤収、すぐさま鳥頭の部隊の奴らに、とって代わるぞ。時間が勝負だ。」


と、伝令をとばした。


ルースはしばらくの間、様子を見、ラクゼ神殿からの部下の報告を受け、順調に終わりそうだと判断し、すぐさま、自分の部隊の撤収をかけた。


この街の人間も、他と同様、自分の守るべきものが、守られていれば、ここは自分が手も口も出さずにいるべき事柄だと理解していた。


納めるべき頭税を払う相手が変わるだけだと。


こうして、ニルガ傭兵団の報復は終わり、ほどなくして、ラグゼのキルシュ家は失脚した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
http://ncode.syosetu.com/n4154o/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ