↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

ヒロイン脱却

【設定集】平凡な転生ヒロインはヒロイン脱却を目指す【ネタバレ注意】

作者: 猫野沙子
掲載日:2026/06/05

【ネタバレ注意】『平凡な転生ヒロインはヒロイン脱却を目指す』と『ガラス玉』のキャラクター設定集です。


2026/6/17

『幻影 ルーカスの物語』のキャラクター設定集を最後に追加しました。

【リリアーナ・ブランシュ】

 転生者。小説の中のヒロインに転生してしまったことに気づき、ヒロインの座から逃げようとした。

 小説の中のヒロインであるリリアーナは、一言でいえば天才。男爵令嬢から王妃にまでなれる器とするために、一度目にしたら覚え、咀嚼して自分のものに出来るという恐ろしい裏設定があった。男性ならそのまま成り上がれるくらいのハイスペック。

 しかしながら、前世に引きずられたためにその頭脳を活かしきることが出来なかった。活かしていたら多分、ヒロインの座から脱出できていたはず。


【エレオノーラ・グランツ】

 侯爵令嬢。幼いころから王太子の婚約者。王太子を愛し、貴族の誇りと矜持を持って生きている。

 エレオノーラは王太子を愛していなければ、リリアーナを逃がし得た唯一の人物。リリアーナは運が悪かった。


【ルーカス・ロウエン】

 男爵令息。穏やかで落ち着きのある人物。リリアーナに好意を抱いていたが、マリア・スコティにガードされていてなかなか話す機会が掴めなかった。

 リリアーナを連れて逃げるには、権力がなさ過ぎた不幸な子。隣国に伝手はあるものの、家族の事を考えたら安易にそんなことは出来なかった。


【マリア・スコティ】

 子爵令嬢。リリアーナの親友。リリアーナへの独占欲から、令息たちのアプローチをことごとく潰していた。マリアとしては、結婚後もリリアーナと自由に会いたいために自分に都合の良い人物をリリアーナの結婚相手にしようと考えていた。結構怖い。ドン引き。


【エミリア】

 裕福な平民。ヒロインになり損ねた。アルベルトに気に入られて有頂天になっていた。初の平民女性の王宮文官として頑張っている。バックにアルベルトがいるので、簡単にやめられない事に気が付くのは、リリアーナが側妃になった頃。ガラス玉では側室として召し上げられた。幸せかどうかは分からない。


【アルベルト】

 王太子。上記の人物たちの動きに沿うように書いたら怪物化してしまった人物。『ガラス玉』ではいっそ突き抜けてしまえと一層やばい感じになった。



◆『幻影 ルーカスの物語』の設定集◆

 『ヒロイン脱却』や『ガラス玉』で、あまり不幸になっていない人たちを不幸に突き落とした短編です。時間経過はふんわりとしているので、イメージはリリアーナが側妃になってから2~3年たったところからと考えていただければと思います。


【ルーカス】

 主人公。初恋破れ、権力者からの圧力を恐れて男爵家を守るために嫡男と言う立場を捨て平民になった。伝手をたどって隣国で文官として働いていた。なかなか有能で、飛びぬけたものはなくても、ちゃんと力をつけてのし上がっていける程度の能力はあった。

 ただ、手が届きそうだった初恋の人が忘れられず、荒んでいた。弱った心の隙間に人形が入り込んだことと、謎の組織に目をつけられたことで歪んで壊れて行った。

 ルーカスがようやくリリアーナに会えたのは、リリアーナが死んでから。その頃のリリアーナはガリガリで昔の面影がない。学生時代のリリアーナしか知らないルーカスは、理想と現実のギャップにまた歪みが加速した。

 最後は怪異になってしまったが、ダークファンタジーなら本物のモンスターになって、王国を震撼させたであろう逸材。

※おまけ。モンスター外観イメージが浮かんだので。色の褪せた髪が地面に引きずるほど伸び、汚れたジャケットとスラックス姿。汚れ一つないリリアーナの仮面を被っている。手には、全体が黒く汚れているにもかかわらず、やけに残った片目の水色が鮮やかなビスクドールを持っている。攻撃は精神汚染系かな?


【エレオノーラ】

 苦難の人生を歩む、誇り高い王太子妃。本来は優しい人だが、心を切り捨ててでも守りたい対象があった。アルベルトを愛していると自己暗示をかけて頑張っていたが、リリアーナの死をきっかけにアルベルトを切り捨てて、子供だけを守ることにした。

 彼女が裏から手をまわすことで、隣国派(王妃より)と貴族派と王家派の派閥争いが表面化し、王国は激動の時代を迎えることになる。エレオノーラはその中で泳いで行けたが、アルベルトができたかは分からない。


【エミリア】

 学園の時はさらっと流された”ヒロイン”になれなかった子。しかし、王太子に”選ばれた”と言う自信から、傲慢になっていた。もともと裕福な家庭で少々甘やかされて育っており、素地があった。

 エミリアも美人だが、リリアーナやエレオノーラには叶わない。リリアーナはかわいい系美人でエレオノーラ正統派美人。残された枠は妖艶系だが、エミリアはかわいい系なので、リリアーナと比べられがち。その不満をリリアーナに似た子にぶつけていた。頭のどこかではリリアーナに敵わないことを理解しつつも、それを拒絶することにより歪んでいったと思われる。

 最後は側室になって浮かれていた初夜に、アルベルトの手によって地獄に突き落とされる。のちにエレオノーラに泣きすがったが、きれいにスルーされて生き地獄から脱出することは終生叶わなかった。


【アルベルト】

 所有欲が振り切れてる権力者。リリアーナの容姿が衰えて見るに堪えないと思いつつ、亡くなったらそのきれいな思い出だけが思い出されて、リリアーナの残滓をかき集めた人。彼がリリアーナ似の女性たちを国中からかき集めないのは、エレオノーラの手腕とエミリアの犠牲によるもの。

 リリアーナに執着しているだけと思ってはいけない。エレオノーラが離れようものなら狂気のような執着を見せること請け合いである。アルベルトとはそういう意味での”怪物”である。


【王妃】

 アルベルトの母。隣国王家出身。気位が高く、傲慢で我がまま。反面、自分の懐に入ったものには優しい。隣国の出身という事で苦労も多かった。ただ、伴侶である王が出来る範囲のサポートはしていたので、愛はなくても仲はそれなりに良い。自分をいじめた王家派の重鎮の娘が息子の嫁なので、ついいびってしまった。のちに、彼女の政治手腕を見て見直すが、その時には自分の地位が揺らぎ始めていた。


【ロイド】

 巻き込まれ体質の18歳。男爵家の3男坊。少々気が弱い。ルーカスに利用されていたが、本格的になる前にリリアーナが亡くなったので、ある意味助かっている。本人的にはエミリアに絡まれるのが怖く、一時的に同僚に泣きついてエミリアの執務室付近に近づかないようにしていた。まだ王宮でメッセンジャーをしている。


【ベル】

 平民女性。エミリアの次に王宮文官に採用された。少しくすんだピンクブロンドの髪を持っていたためにエミリアに目をつけられた。あこがれの人は最低の人で、あこがれの場所の裏側は闇だったことに気が付いて、職を辞した。エミリアの側で仕事をしていたので、彼女はアルベルトの目に触れている。務めていたら地獄が待っていた可能性が高く、英断である。


【謎の組織:フードの男】

 隣国でルーカスを見出した人。王国の力をそぎたい何らかの勢力に属している。


【謎の組織:フードの男の部下】

 王国の安酒場をねぐらにして、ルーカスに指示を出していた人。


【謎の組織:短髪の男】

 謎の組織の登場人物内で一番まっとうな感覚を持つ、隠密みたいな人。素人のルーカスの監視を、楽だからと引き受けてしまってとても後悔していた。しばらくの間、ルーカスの”人形遊び”を夢に見てうなされたという。





設定集まで読んでくださり、ありがとうございます。


『平凡な転生ヒロインはヒロイン脱却を目指す』

https://ncode.syosetu.com/n6065mb/

『ガラス玉』

https://ncode.syosetu.com/n8669mg/

『幻影 ルーカスの物語』

https://ncode.syosetu.com/n6701mi/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。