L5群開発の進展とL4群進出
2060年代
• 第二世代コロニー(実験的居住圏)完成。
• 宇宙太陽光発電所(SPS) の軌道稼働により安定的な電力供給が確立。
• 「宇宙居住社会」の萌芽が始まり、研究者・技術者・その家族を中心に1万人規模の居
住が始まる。
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2070年代
• みずほ型農業実験コロニー 稼働開始(L5)。
• 米・大豆・藻類・魚介類を育成し、コロニーの自給自足を試験。
• 初めて「完全自給圏」が成立。
• L5群に第三世代コロニー(居住人口5万規模)が次々と建設される。
• 人口規模は合計10万人を超える。
• この時期、L5群は 「宇宙首都圏」 と呼ばれるようになる。
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2090年代
• L5群において数十万人規模の人口が居住。
• 教育・文化施設、娯楽産業が整備され、地球に依存しない社会基盤が形成。
• 「L5群は実質的に宇宙の首都」と呼ばれる。
• 一方、人口・産業の集中により「災害や事故へのリスク分散」が議題となり、L4群進出
の必要性が議論され始める。
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2110年代
• L4群での調査開始。
• 小惑星資源輸送ルートとの位置関係から、L4群を「工業・資源加工の拠点」として利用
する構想が浮上。
• 最初に建設されたのは「資源精錬工場コロニー」と「大型造船ドック」。
• 当初は労働者・技術者のみ数千人規模の居住。
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2130年代
• L4群に みずほ型農業コロニー が建設され、食糧生産を開始。
• 第三世代コロニーも並行して建設され、居住人口は5万規模に拡大。
• 「L4群は宇宙の工業地帯」と呼ばれるようになる。
• L5群(文化・行政)とL4群(工業・造船・資源)の二極構造が形成。
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2150年代
• L4群とL5群を合わせて100万人以上が宇宙に居住するようになる。
• L5群 → 行政・文化・農業・学術
• L4群 → 工業・資源加工・造船・労働者居住
• この機能分担が定着し、TOTO(のちOSTO)は 「宇宙における都市圏の多極化」 を公
式に宣言。
• 宇宙移民の恒久化・独立議論の土台がこの時期に固まる。
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まとめると:
• L5群 = 宇宙首都圏(文化・行政・農業)
• L4群 = 宇宙工業地帯(工業・造船・資源)
という対比を持たせることで、軍事ではなく「機能分散」としての必然性が強調できま
す。




